一昔前を考えると
今から10年前位、ライブドアがフジテレビ、楽天がTBSとネット企業がテレビ局との提携・買収と世間を騒がせていました。
被害者とも言えるテレビ局側は、おもいっきりの拒否反応を示し、聞く耳を持ちませんでした。
それが今ではどうでしょう、各局がネット企業との協業を積極的に行っている。
時代の変化は恐ろしいものです。
テレ朝とAbemaTV
テレビ局とネット企業の協業で成功を収めているといったら、AmebaTVでしょう。
サービス開始依頼すさまじい勢いでダウンロードを記録し、4ヶ月で700万ダウンロード。
コンテンツも充実していて、ニュース、バラエティ、アニメなど25以上のチャンネルを持ち、しかもオリジナルの番組も放送しているというのですから、人気があるのも頷けます。
フジテレビはNetflix
フジテレビは有料の動画配信、フジテレビオンデマンドに加え、世界最大手のNetflixにも番組を提供。
人気コンテンツ、テラスハウスの続編提供などで話題となりました。
日テレはHulu
日テレも自社の動画配信サービス、日テレオンデマンドに加えて、Huluを買収。
月額933円で米のドラマや日テレの番組が見放題。
Huluも買収を受けて、伸び悩んでいた視聴者数も増え、今では130万人を突破しました。
TBSはC Chanel
TBSも自社の動画サービスに加え、LINEの森川社長が切離したC Chanelに出資するなどの動きを見せています。
極めつけはTVer
んで、日テレ、テレ朝、TBS、フジから番組提供をうけているTVer。
見逃したドラマなどを見れるという触れ込みで一時期話題にもなりました。
このように各局とも積極的にネット企業と連携して、事業を展開しています。
そこには若者のテレビ離れという深刻な問題があります。
テレビの視聴時間減少
NHKが発表した調査によれば、15分以上テレビをしちょうした20代の男性の割合が62%。5年前に比べると16%減少しています。
単身世帯全体のテレビ普及率は86%まで低下。
この調査結果を知り、自分を振り返ってみると明らかに昔に比べると視聴時間は大幅に減りました。
スマホをいじりながら視聴するも、音が耳障りでテレビを消してスマホに没頭なんてこともよくあります
ネットの自由度の高さ
このような行動形態が増えると過程すると、スマホでテレビ視聴というのは自然の流れという気がします。
地上波にはない自由度があるということで、制作側も楽しんで番組作りをしているというのを聞くにつけ、俄然ネットの方が魅力的に映りますよね。