家電も定額制時代。

薄型テレビ新商品・サービス

所有から利用へ

近年、所有から共有利用という流れが加速している気がしてなりません。

とは言っても、今に始まったわけではなく、レンタルビデオ、レンタカーなどはまさしく共有または利用に類するもの。

その範疇がさらに拡大して、家電やクルマにも広がっているというもの。

薄型テレビ

パナソニックの家電サブスクリプション

所有ではなく毎月の一定の金額を支払う共有または利用という仕組みを、昨今ではサブスクリプションと言い、定額制もこれに該当します。

個人的に認識としては購入後もお金が発生するというもの。

サービスやモノを提供する側にとっては継続した収入が見込めることで大変ありがたいサービスとも言えますね。

で、このサブスクリプションの仕組みを導入したのが、家電最大手のパナソニック。約20万円近い薄型テレビを月々70000円の支払いで使えるというもの。

んで、満額に来たら最新のモデルに切り替えるか、そのまま購入かを決められるというもの。

テレビの世界も日進月歩で新技術が出てくるので、新しいもの好きにとってはたまらないサービスでしょう。

大々的に宣伝しているわけでもありませんが、既に契約数は200件を超えるというのですから、まずまずのスタートを切ったと言ってもいいでしょう。

薄型テレビ

トヨタも始めるよ定額制

既にレンタカーという名の共有、利用サービスが浸透している車業界ですが、その仕組ももっと拡大させたのがトヨタが今検討している定額制のクルマサービスです。

このサービス、海の向こうではGMやBMWが既に展開済み。BMWは月20万円近くの利用料を支払えれば車格に応じて、好きなクルマを乗り倒せるというもの。

車格というのが気になりますが、3シリーズのセダンに乗ったり、家族旅行にはワゴンに乗り換えたり、アウトドアな気分の時はX3に乗り換えたりできるのでしょうね。

このサービスを知らないと、代わる代わる新車を乗り倒すので、近所ではあの人、儲かっているのねとあらぬ噂が立たないか心配でなりませんが・・・

クルマ

定着するかは未知数

売り切りビジネスが今後厳しさを増し、かつ消費者の価値観が変容していく中で生まれたサブスクリプションというサービス。

購入よりもメリットがないとなかなか踏み切れないというのが個人的な感想。

パナソニックの薄型テレビも購入すれば22万円、サブスクリプションを使って完済するまでに27万円。

この差額5万円は正直痛い。トヨタは、クルマの扱いがきれいな方には割引サービスを検討するなど付加要素があると利用してみようかなと思うですけどね。

サブスクリプションが日本にも定着するのかいなか今後の動向がっ楽しみです。

クルマ

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