祝!、経済制裁解除、イラン

売る覚えの歴史的背景

小説、「海賊と呼ばれた」にも出てきたイラン。作品中では国交のないイランとの原油契約を結び命からがら契約を成立し、日本にイラン産の原油を輸送しました。

当時は、まだイギリスが幅を利かせていた時代。自国がいかに搾取されていたかを知り、不満が大爆発。自国の原油は自分たちで売る。てなわけで白羽の矢がたったのが国岡商店でした。

イラン国内もイギリスの支配からの独立を叫び、王政が復活。民衆もさぞ喜んでいたのもつかの間、クーデータが起きて王政すぐに崩壊。裏ではCIAが動いてたとの噂がありますが。

てな訳で、またまた欧米の傀儡政権が誕生し、搾取されまくりの時代がしばらく続きますが、かのイラン革命で民衆が立ち上がり、政権もイラン人に戻り、ハッピィかと思いきやアメリカの経済制裁により長く苦しい生活を余儀なくされるのです。

ここまでが、うる覚えレベルですが、イランの歴史です。で、2015年に入り、経済制裁が解除されることなり、諸外国から注目されはじめています。

高いポテンシャルのイラン市場

まずは人口の多さと豊富な若年層というのが魅力に挙げられています。ほかにも石油やガス産業、製造業の基盤などがしっかりしているのも、諸外国は進出する上でも有利に働くことは間違いありません。

しかも今の経済状態は、日本の30-40年前の高度成長期に差し掛かった時と同じと言われています。てなると、日本のように年率10%以上で成長していくことも期待できます。

日本にとっても有利

それまでのイランでは国内産業の保護・育成から高い関税がかかっており、輸入品の多くが密輸品。

経済制裁が解除されれば、外国資本の流入が加速し、国内産業の成長スピードも上がり、中国のように合弁会社がポコポコ立ち上がり、質の良いメイドインイラン製も市場にあふれることでしょう。

密輸品が9割とも言われるイラン。それだけ需要があるとも言えますし、消費という面でも期待できるのではないでしょうか

原油価格にも影響

原油にしても、輸入国が増えることになりますし、今よりもさらにお安くガソリンが手に入ることも考えられます。イランの原油輸出量は現在、日量100万バレルと言われていますが、経済制裁解除後には200万バレルに回復するとも言われてもいますし・・・

これで少しは、家計も楽になればよいのですが・・・

世界経済で流動性高まる、世界経済

わけあって国際社会から、社会的制裁を受けていた国と国交が回復するとなれば、モノやサービスの流れも変わってくるかなと。

例えば今まではサウジアラビアから買っていた原油も、イランからも購入ともなれば競争原理が働き、サウジからお安く原油を調達できることもできるし、輸入いたっては輸入先が増えるわけで、それはそれで日本にとってもありがたいこと。

目に見えての変化はまだまだ先になるかと思いますが、イランの経済制裁が今後の世界経済にどのような影響を与えていくのか今から楽しみです。