資源ビジネス活況と思いきや、結構大変かも。商社

企業別に強い資源がある

資源・エネルギービジネスで活況を呈している商社ですが、資源別に強みとしている企業が異なるようです。例えば鉄鉱石であれば三井物産、銅であれば三菱商事、ヨードであれば豊田通商といった具合に。けど、ヨードって一体何?

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うがい薬に使われるヨード

身近なところで言えばうがい薬。で、最も多いのがレントゲン造影剤の原料だそうです。で、主要産出国は日本とチリと北米でかなり限られているご様子。しかし、投機マネーが入りにくく利益も出しやすいとのこと。

リチウムにも力を入れる

さらに豊田通商は、リチウムの採掘にも力をいれているとのことで、大手商社が及び腰なニッチな資源を抑えて存在感を高める戦略に出ている感じがします。

グループ会社優遇は過去の話

そもそも豊田通商は、親会社のトヨタとの関係が強く、自動車関連事業の利益が6割を占めている状況。が、足元を見れば、ロシアでは三菱物産に仕事を持っていかれ、イラクでは住友商事と競合。グループ会社だからと言って安穏とはしていられない状況のようです。

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そこで、自動車関連に偏っていた収益構造の改善をすべく、ニッチ資源にも力を入れ、事業の多角化に力を入れているのでしょう。

生き残りをかけどこも必死

外から見ていると商社業界は、景気がいい業界と見えますが、実は取るか取られるかの、仁義なき戦いが繰り広げられているのだと実感。親に頼らず、自立しなければ、この先生き残れないことを改めて学んだ次第です。

日経ビジネスNO.1739より