お蔵入り技術を復活。ベンチャーの新しい道

秋葉原のシリコンバレー

モノづくりベンチャーが集う開発拠点「DMM.make AKIHABARA」には、将来の主役になりえる様々な製品が開発されている。

dmm.maek akiba

例えば、音声認識技術を得意としたセレボや義手開発を行うexiiiがそれだ。

開発体制もバッチリ

「DMM.make AKIHABARA」に入居できれば様々な恩恵を受けられる。最新の工作機械や3Dプリンターなど試作製作ツールが使い放題。加えて、投資家探しなども。

セレボ

開発にはお金がかかるもの。投資してくれる人が大勢いてくれれば、開発にも弾みが出る。

大手出身者のベンチャー

ベンチャーの創立者には大手製造メーカーで働いてた人が多い。技術者として大きな夢を持って入社したものの、数多の関所を潜り抜け製品化に至る、あるいは途中で関所が閉ざされちゃう。

そんな大企業特有のスピード感のなさに嫌気がさして会社を去り自分がやりたいことで飯を喰うという道を選ぶ。

音声技術はお蔵入り技術の復活

大手企業には製品化されていない技術が山ほどある。が、この何らかの理由で製品化の道を閉ざされた技術に目をつけたのが、ベンチャー企業。

exiii

セレボが開発音声認識製品も、元々はパナソニックの開発した技術。この技術を応用した製品が2015年にも発売される。パナソニックにとっても願ってもない取り組みだけに、今後他のお蔵入り技術にも波及していきそうな予感

まずはベンチャーで。

大手とベンチャーの協業の新しい形として注目したい。大手にすれば収益性が第一。となると万人向けで尖った製品を世に送り出すのはリスク。かと言って塩漬けにするのはもったいない。

そこで、ベンチャーが、この塩漬けの技術をベンチャーならではの視点で料理して世に送り出す。商品がヒットすればお互いWinwinの関係が築ける。

モノづくりの日本の影響力が弱まっている今だからこそ、この流れが加速していくといいんだけど。