リーン・スタートアップを大企業で実践。GEの取り組み

リーン・スタートアップ米国企業

小さく初めて、とりあえずGO

昨年位から、リーン・スタートアップってよく聞くけど、一体何者なのか?「リーン」とは「無駄がない」、スタート・アップは「起業」。直訳すると何となくわかるけど、ネットで詳しく調べてみると、小さく始めて成功しそうかどうかを見極めるというもの。これは行けそうだとなれば、成功に向けて修正を繰り返していくもの。

アプリの世界であれば更新を繰り返し、バグを取ったり、市場のニーズを汲んで機能を追加したり、ということでしょうか・・・。

パソコン

なぜ、リーン・スタートアップ

自分の仕事に置き換えても確かにリーン・スタットアップの考えは大事。煮詰まって、煮詰まって、どんどん時間だけが過ぎて、世に出す頃には陳腐化していることもザラ。

リーンの無駄がないというのは、開発過程における時間、労力、資源、情熱の浪費低減を目的にしている感じがする。デスクに煮詰まっているなら、早くたたき台を作って顧客の声を聞きなさいと。なんか自分に言われてるようでドキッとした。

リーン・スタートアップ

製造業の世界でも、リーン・スタートアップ

陸海空用の産業用ガソリンエンジンの開発に、当初は5年の歳月がかかるところ、陸だけに絞って90日で試作品を開発してしまったGE。リーン・スタートアップって、ソフトの世界だけと思いきや、製造業でもじわじわと広まっているみたい。

ちなみにGEでは、この手法を用いて既に200件以上のプロジェクトが動いているというのだから、驚き。

産業用 エンジン

クルマの世界でもリーン・スタートアップ

クルマの開発だって2-3年はザラ。なので5年後、10年後の市場環境を予測しながら、デザインのトレンドはあーだ、社会環境はこう変化するなど、予測を立てて商品を開発する。(と思う。)

けど、リーン・スタートアップが可能になれば、このような環境予測も必要なくなる。先の読めない時代ですし、ロンチしたらいいけど、市場とアンマッチだったら、それまでの時間・労力・情熱が台無し。

なら、顧客を声を聞きながら、商品磨きにフォーカスした開発が実現できるんじゃないかなと思ったわけです・・・。

日経ビジネス NO.1771

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