ビジネスパーソンもプロ化?プロ労働者という新たな動き。

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つくづく思う厳しいプロの世界

プロ野球選手、プロサッカー選手などなど、好きなスポーツで飯を食っていく。アマチュアであれば、他にも食い扶持を持ちつつ、スポーツと兼務しながらなので何とか生活できます。

成績が悪ければ収入にダイレクトに響くし、億の稼ぎをしていたと思ったら翌年は数百万円に収入が激減する話も聞きます。

サラリーマンで良かったなという今の置かれている環境は恵まれているなとつくづく思います。

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副業で広がる人材の流動化

コロナ禍で一気に注目集まる副業という働き方。会社勤めをしつつ、別会社の仕事も受け持つ。在宅勤務が広がり通勤で浮いた時間を副業に当てるという人も増えました。

企業側にとっても業績ガタ落ち。無い袖は振れないということで副業を積極的に奨励する所もあります。

逆に受け入れる企業側としても新戦力の獲得に副業という形態は人材が自社に適しているか、仕事ができるのかを判断するのにはもってこい。

てなわけで、人材を出す側、人材を受け入れる側双方で、副業という形態は好意的に受け止められています。

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副業をさらに一歩進めた。プロ人材という形

なかなか人材の流動化が進まない日本でしたが、副業が広がったこともあり多少流動化は進んだと思います。

さらに、この副業という形態を一歩進めたのがプロ人材というもの。ある能力に特化した人材を期間限定で招聘するというもの。

例えばパルコなどは医療・ヘルスケアなどの新規事業プロジェクトに、プロ人材募集。

書店の有隣堂では、これまた新規事業とも呼べるウェブマーケティング関連のプロ人材を募集しています。

有隣堂の勤務形態は週2-3回のミーティングで1回出社。契約期間は6ヶ月で月30-50万円。

プロというだけに給与も一般社員に比べるとちょい高め。募集企業いわく、新規事業などは外部の力を入れた方がプロジェクトも活性化するとのこと。

確かに、中の人も、これまでのビジネスの延長線の事業であれば経験などは行かせますが、新規ともなれば、餅は餅屋で、その道に精通した人にバトンタッチした方が良いでしょう。

仕掛けたのは人材サービス会社

そもそも、このビジネスパーソンのプロ化を発案したのは人材サービスのCARRY ME

個人のスキルや能力を活かし、自由に働ける環境をつくりたいという想いから発案されました。

この考えに賛同したのがパルコをはじめとした企業。ってことは、企業側としてもプロ人材を取りたいというニーズがあったのでしょう。

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もっともっと活性化して欲しい。プロ化

一時的な契約ということで企業側の負担も少なく、ピンポイントで欲しい人材を獲得できる。

雇われる側としても、会社勤めは性に合わないけど、個として働くなら仕事を請け負えるという方はいるはず。

将来的には契約延長とか、1社縛りとか、年俸アップ、移籍金発生などなど、プロスポーツの世界で見られるようなことが起きれば、ビジネスパーソンのプロ化も一気に普及していくでしょうね。

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プロだけに誰しもがなれるというわけではなく、狭き門であることは間違いない。会社側が求めている成果を挙げないと給与も減らされることになるのか。プロを名乗るだけに、その点だけが引っかかりました。

とにもかくにも、ビジネスパーソンのプロ化が普及すれば良いなと思った次第です。

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