理由は食べていくため。高齢者も大変だよ

シニア働き方

交通誘導員ヨレヨレ日記バカ売れ

交通誘導係として働く73歳の高齢者が書いた交通誘導員ヨレヨレ日記が、増刷に増刷を重ね大ヒット

誰もが抱える老後についてリアルに綴った内容が多くの共感を得たのでしょう。

この御方、今なお交通誘導員として現場でバリバリ働いているというのだから、びっくり。しかも週5日間というハードなシフト。自分なら3日も持たないことを考えると頭の下がる思いです。

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昔は1000万円使っていたのに

若かりし頃は出版社に勤め、年に1000万円を使っていたという敏腕サラリーマン。それが今では、夫婦合わせて月6万円の年金。

自宅を手放し今は家賃6万円のアパート暮らし。現役時代にこさえた税金未払い2500万円が重くのしかかっているようで・・・

70を過ぎて働くのも、この税金未払いが影響しているのでしょう。

シニア

本音は食べていくため

厚生労働省の資料によれば、2018年にハローワークに登録した65歳以上の求職者は54万人。この数字10年前の約2倍

この数字をして「65歳を超えても働きたい。8割の方がそう願っている」と安倍首相が発言したところ、ネット上では、いやいや、ちょっと待てよと。食べていくためには働かなきゃならないんでしょという声が上がり、実態との乖離が鮮明になりました。

この発言を聞いて、僕も世間一般の人とは考えがズレているのかと思いましたが、同じ理由を抱えているところにちょっと安心しました。

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働き口は警備員という悲哀

食べていくために働かざるを得ない状況ですが、これもまたかなりしんどい話で、ありつける職はと言えば、警備員、清掃員などなど。どれも肉体労働系。

体力的にも厳しいお年頃なのにさらに寿命を縮めるのではないかと思われる職ばかりというのは何とも皮肉なお話です。

ある警備会社では、70歳以上が8割を占め、80歳代の人もいるとか。

万が一、プロレスラーばりの犯罪者と対峙した時に果たして成敗できるのか。

高齢者専用の武器を持たないと自身の命さえ危うい。まだ大きな事件には発展しませんが、この先十分に考えられる話です。

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2040年、団塊ジュニアフィーバー

高齢者の求職者が10年前に比べ2倍に増えたことに触れましたが、20年後は団塊ジュニア世代が高齢者世代となり、さらにその数は増えていくでしょう。

国に頼るよりも、今から老後に向けた身の振り方を考えておかないと、肉体労働しないと生活できないかもしれません

高齢者でも事務系の仕事に使えるという事例が出れば、働き口も広がるんですけどね。

とにもかくにも今の内にチマチマ貯金をしていこうと思った次第です。

そのためにも浪費は控えようと思った次第です。

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