クルマは鉄鋼メーカーから化学メーカーへ?

ベンチマークとなるBMW

走りの質では、他社の追随を許さないBMW。革新的なテクノロジーで様々なクラスで日本車のベンチマークと言っても過言ではありません。

そのBMWがまたまたやってくれました。それもエコカーで。

BMW

エコカーの新しい形、電気自動車「i3」

BMWのエコと言えば、水素自動車が真っ先に浮かびあがりますが、この「i3」は電気自動車。

電気自動車の世界では、テスラーや日産などの先行者がいるものの、諸先輩方には負けず劣らずの最先端技術が詰まっているといのだから、さすがです。

BMW

先端技術は軽量化

燃費の節約となれば、車重をいかに軽くするかが永遠のテーマでした。アルミ材を使ったり、部品点数を大幅に削減するなど。けど、BMWの場合はもっと根本的な所を見直し、なんと車体に鉄ではなく、炭素繊維を採用し、大幅な軽量化を実現しました。

軽量化の影に日本メーカー

炭素繊維の供給元は三菱レイヨン。BMWと二人三脚でコストダウンに成功。

他にも東レがベンツ、帝人がGMと組んで、炭素繊維の採用に向けた開発を進めています。

ネコ

このブログでも化学メーカーに触れてきましたが、化学メーカーも生き残りに必死。

自動車産業と取引が拡大すれば需要は半端ないですから、ウハウハでしょう。

どうする、日本メーカー

このように海外メーカーが炭素繊維の活用に積極的なのに日本メーカーはイマイチ消極的。

というのも、長年の鉄鋼メーカーとのおつきあいが壁になっている様子。確かに軽量鋼材の開発など日本メーカーもまた素材メーカーと共同で開発してきた歴史があり、そう簡単には袖にはできないでしょう・・・。

炭鉱

地殻変動は起きるのか?

技術革新が進み、量産レベルまでコストが下がれば炭素繊維の拡大は、そう遠くない将来にも訪れるかもしれません。

となると化学メーカーに自動車産業の真ん中を奪われてしまう。

とならないためにも、互いが共存し、鉄と炭素繊維が融合した新素材ができればいいんですけどねー。

日経ビジネスNO.1740より