ケイレツさえも突破、コンチネンタルの破壊力

世界シェア40%以上

車載レーダー市場で世界シェアの40%を占めるコンチネンタル。日本でもトヨタをはじめ、ホンダ、ミツビシ、スバルなどお世話になっているメーカーがゴロゴロいます。

この先の業績も絶好調な様子。世界の自動車生産台数が3%と低調な中、コンチネンタルのタイヤを除くオートモーティブ部門は6%。ADAS(先進運転支援システム)向けなどのセンサー類の売上高は急成長しており、今後も30%の成長を見込んでいます。

部品メーカートップのボッシュを売上高で猛迫しているのも頷けます。

日本のケイレツを突破

日本の自動車産業の代名詞とも言える「ケイレツ」。長年、互に情報交換しながら開発を進める中で、海外には強さを発揮していた日本ならではのシステムが、コンチネンタルに見事に突破されました。

新型カローラに搭載する衝突回避システムが、デンソーではくコンチネンタルが受注。業界に大きな衝撃が走りました。

勝敗の決め手はコストと技術力とコンチネンタルの関係者はのたまっているほど自信ありありが滲みでています。

トヨタ開発者にとっても助かる

他にもセンサーの取り付け位置がルームミラー付近ということも決定の一因だったようで、他社のセンサーはバンパーやエンブレム周辺に取り付けるのが多い。となると車体の設計を変えざるを得ない。

が、コンチネンタルは車体設計の変更はなし。てなわけで、コスト、技術、取り付けという点で、コンチネンタル製が採用された模様。

価格が5万円というのも、いちユーザーから見れば軽く手の届く範囲。ナビをあきらめて衝突回避システムをつけてみようと気持ちが揺さぶられるはずです。

価格が安い理由

センサー単独で見ると、他メーカーの製品で優れているものはある。けど、そのほとんどが単品製品。コンチネンタルは、複数のセンサーや電子制御機器を組み合わせたシステム提案できる強みがあります。モジュール化することで単品で揃えるよりも圧倒的に安く、かつ安い。加えて量産されればもっと安く提供できる。いい循環が生まれています。

日本の強固なケイレツさえも突破するコンチネンタル、恐ろしい限りです