新興国の逆襲。EV開発百花繚乱

EV 自動車業界

生産国から消費国へ?

これまで日本カーメーカーの生産国として思われてきた東南アジアの諸外国。

が、ここに来て国産車開発を乗り出す動きが活発になってきています。

開発車両は電動自動車(EV)。今や全世界で注目の的で覇権争いが激しい市場に打って出るということで、先を走る中国、欧州、日本にとっても今後の脅威になることは間違いないでしょう。

電気自動車

タイ初の自動車メーカー?

この開発競争の中で、一歩リードしているのがタイ。2019年3月に開催された自国のモーターショーで、国産EVカーマインSPA1を出展

開発したのは全くの畑違いの再生エネルギー事業会社というのが興味深いですね。

参入障壁がそんなに低いのかと感じちゃいます。

ともあれ、滑り出しは好調で既に1000台の予約が確定しているとか。

電気自動車

インフラもしっかり準備しますよ

販売に関しても、かなり戦略的で、まずは優先的にタクシー事業者向けに供給を発表しています。

というのも、初動でそこそこの数が見込めるのはもちろん、頻繁に給油が必要なタクシーであれば、EVカーはそのニーズに適う商品であると予測。

これが見事に大はまり。

加えてインフラもしっかり準備しているのがこれまたエグい。

まずは首都圏に1000箇所設置し、今後は一般道で5kmごと、高速道路では50kmごとに設置を予定しています。

EV

タイに負けていられない周辺国も血気盛ん

販売戦略もしっかり計画され、インフラもしっかり用意されている。国産初の自動車誕生に国を挙げてバックアップしているかのように映ります。

これに刺激を受けたのか、隣国のベトナムでもEVカーの生産に一定の目処がつき、近く販売を予定していたり、マレーシアでも、EV開発を政府が発表するなど、まさにEVバブルが真っ盛りといった状態です。

EV

リープフロッグとはまさにこのこと

従来の文明の進化、例えば電話を例に取れば、固定電話があって次いで携帯電話という流れが、一足飛びに携帯電話が一気に普及したり、決済においてもクレジットカードを飛び越えてスマホ決済が盛んになるなど、これまでの進化の過程と異なる動きリープフロッグ現象がクルマの世界でも起きているのを実感しました。

EV

新興国に先を越される恐怖

数十年後には、自動運転カーがタイの街並みを我が物顔で走っているのに、日本ではまだまだ自走カーが幅を効かせている状況・・・なんてことが実際に起きるかもしれませんね。

新興国の猛追を受け、慌てて法改正をして導入を急ぐよりも、今からでもいいので、レベル4の自動運転カーを解禁して欲しいと切に願うばかりです。

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