ガソリン代が高いのは欧州も一緒
クルマ保有者にとっては痛いガソリン代の高騰。円安、旺盛なエネルギー需要、ウクライナ危機などなどが重なり、国内のガソリン代は150円を超えるのも珍しくありません。
ガソリン高騰は、日本だけの話ではなく欧州も一緒。しかもリッター300円というのですから、日本よりも厳しい。広い国土だけに日本に比べクルマは切っても切れない存在でしょう。
EVが80万円で購入できるドイツ。環境立国だけにさすが
ガソリン代の高騰の影響からか、環境意識の高さからなのか、その理由はわかりませんが、2021年の欧州主要18カ国のEV販売台数は前年比64%増。ノルウェイでは2022年3月の販売台数で8割がEVが占めるほど、EVの普及が加速度的に進んでいます。
売れているEVメーカーは中国、韓国勢が多く、理由は安いからというもの。
例えば中国生産のダチアのEV、ダチア・スプリングは車両本体価格が290万円とほぼガソリン車と変わらない価格帯。
これに国からの補助、例えばドイツの場合で言うと約82万円が受けられ、下取り車を入れると、何と購入費用は80万円。
国の手厚い補助金制度から見るに、国を挙げてEVシフトを加速させていこうという意図が感じられます。
EVで世界リードする中国
世界的にEV普及が進む中国では、大衆車から高級車まで幅広く商品が揃っており、安っいEVともなれば58万円。中国国内ではベストセラーになっているとか。
EVが増えると気になるのが充電設備ですあ、中国では優良の充電スタンド網が充実しており、アプリで簡単に探せるので困らないとのこと。
家に充電器がない人は家からコードを引っ張って、充電しているようで、それでも特に不都合がないということ。
自分もEVを持つ日が来れば、延長コードを使って充電することになるので、この話は大変参考になりました。
EVにリースという選択肢
米国では、テスラのモデルYが月670ドル、日本円にして約7万円。充電器の劣化を考えるとリセールバリューが怪しいのがEVの欠点。
それを補う意味でも、リースという選択肢があると大変うれしいことも確か。
中国ばりにEVが進む米国でも充電スタンドは充実しており、商業施設や駐車場などを含め約12万台あるとか。
今後の課題は急速充電器の普及。米国でもまだ2万台と充電器に締める割合は20%にも満たない。
30分で充電できるというのは大きな魅力です。
まとめ
国内にいるとEVはまだニッチな商品としか見れないけれど、王者トヨタも本格参戦したし、今後の広がりが楽しみです。
それまでに充電スタンド網の充実、特に急速充電器の普及を切に願うばかりです・・・。