トヨタ国誕生か
海外ではスマートシティなるものが登場しているものの、日本においてはまだまだといった感じ。
普及が進まないのは日本の縦割り行政が問題だと言われていますが、法律が変わるまで待っていたら、世界から取り残されるという危機感があったのでしょう。
あのクルマ屋さんのトヨタが街づくりをぶち上げました。その名もウーブンシティ。
トヨタの私有地に街をつくるので、行政的な規制もかからない。ので、ここで思う存分、街づくりのノウハウを積み上げていくことができるというわけです。
これを受けてか、行政側もスマートシティに本腰をいれはじめ、候補地の募集を2020年に進めるとか。
ウーブンシティの話を聞き、ぜひとも手を挙げて欲しいと国にも協力は惜しまないというスタンス。
幸先の良いスタートをきれたのではないでしょうか。
斜め上を行くトヨタの戦略
エネルギーには水素などの再生エネルギーを使い、街を行き交うクルマは当然のごとくEVでしょう。
お買い物も顔パスで、レジ待ちがないことでしょう。
クルマ屋さんから、モビリティ屋さんへとつい最近、世間をざわつかせたコメントから、さらに先を行く待ちづくりに参画というのは正直驚きました。
世界が日本に誇る企業だけに、他社とは見ている先が違うなと思った次第です。
自前から協業へ。この指止まれ戦略
当然、街づくりともなれば流通、物流、住宅、エネルギーなどなど多種多様な業種と手を組まないと街づくりもままなりません。
これ全て自前でというのも無理な話。ので、この街づくりに共感してくれる企業に集まって欲しいというスタンス。
そのためにも選ばれる企業であるために努力は継続していくというスタンスには共感しました。
日陰のコネクティッドがメインストリームへ
クルマに関連するビッグデータだけではなく、お買いモノ、エネルギー使用量んどあらゆるデータを取り扱うのがトヨタのコネクティッド部門。
スマートシティの要と言ってもいいでしょう。EV時代に入り、存在感はかなり高まっていますが、ますます重要性が増してくると思います。
一昔前までは、社内ではチャラチャラした部署と見られていたというのですから、この変化っぷりにウチの会社にもそんな部署ないかなと思った次第です。
ぜひとも暮らしてみたい
この街に住めるのも、選ばれし人なんでしょうね。
抽選式だったら、ぜひとも住んでみたいですね。静岡県というのがちょっとネックですが・・・。
都内に作ってくれたらありがたいんですけどね・・・