ブランド・ジャパン2014とは
日経BPコンサルティングが設立する「ブランド・ジャパン企画委員会」の監修によるもので、評価軸が「フレンドリー(親しみ)」、「コンビニエント(便利)」、「アウトスタンディング(卓越)」、「イノベーティブ(革新)」の4指標から、総合的にブランドを評価しているみたいです。
エッジの効いたガリガリ君
セブンイレブンでは、向かうところ敵なしのガリガリ君。あれこれ種類はあるけれど、定番のソーダー味に思わず手が出てしまう。つい最近では、コンポタージュ味がネット界隈で話題となりましたが、最近では、シチュー味やらナポリタン味など、さらにエッジの効いた商品が発売されています。
消費者はここを見ている
で、ブランドの話に戻ると、これらの商品展開があってか、「アウトスタンディング(卓越)」、「イノベーティブ(革新)」評価が高い。この勇気ある商品開発と独自性が評価されたんでしょうね。飲食関係では「フレンドリー」や「コンビニエント」が高いのが通例のようで、じゃないところで評価が高いのは異例のようです。
SNS拡散は、わざとらしい
赤木乳業の中の人の話によれば、基本的にプレスリリースのみ、SNSで発信することはしない。なぜなら、うそくさくくなるとのこと。確かに自分自身で、独創の味とか、日本初なんて、アピールしだしたら、興ざめするし、拡散のしがいもない。シュールなネタこそ、知り合いに教えてあげたいと思うわけです。
突っ込みネタを絶え間なく提供
では、どうしているかというと、消費者が勝手につぶやきたくなるネタを断続的に提供していくとのこと。これが突っ込みどころ満載で、確かに拡散のしがいのあるものばかり。
などなど。
ブランドをつくるて・・・
ブランドって、ある意味、信頼とニアイコールという話を聞いたことがある。安全とかおいしいとかおしゃれとか、そういった信頼に対し、お金を払う訳で、そこに差異が生まれれば、ブランドとして認知されていないのかな。と考えると、ガリガリ君って、突っ込みネタ製造会社?ってことなのかな。何かやらかしてくれる、面白いネタをしてくれるって。コンポタージュ味をグリコが出しても、ちょっと躊躇してしまうけど、赤城乳業なら、スッーと手が伸びてしまう。その違いなのかも
日経ビジネスNO.1738より