高額冷食がバカ売れってホントかよ

冷凍食品飲料食品メーカー

冷食の相場は160円でしょ

からあげ、ハンバーグ、コロッケなどなど。冷食でお世話になるのはこの3商品。値段も税込みで160円前後。冷凍だけに1週間は持つのは食費を浮かせたい僕にとっては大変ありがたいお話。

味についても、とびっきりのうまいは望めないものの胃袋満たしてくれるのには十分。

ところが最近では、味も格段に進歩しており、一般家庭の夕飯の食卓にも上がるほど。。まぁ、お値段もしっかり上がってはいるのですが・・・

冷凍食品

400円前後の高額品が売れている?

例えば、ニチレイの冷凍弁当は650円と冷食の中では高額なものの2018年の売上高は前年度比で3割増しの好調っぷり。

カロリーや塩分控えめにした健康志向のコンセプトが受けたのか、妊娠中の女性にも人気とか。思わぬ所の需要を掘り起こした感じもしますが、冷食に健康要素をプラスしたのはニチレイの商品開発力の高さが伺えます。

他にも日清フーズのパスタ「青の洞窟」では、強気の430円。冷食唐揚げを3個分ながら、この価格設定は、そこに需要があると踏んだ結果とも言えますね。

さらに、あのアパレル、文具がメインの印象が強い無印良品も冷食の世界に殴り込み?。当初は取扱店舗が4店舗にとどまっていたものの今では24店舗に拡大。おにぎり5個で490円ながら、売れ行きは好調だとか。

こうして見ると、冷食の値ごろ感をはるかに超える価格を提示されると、相当うまいんんだろうなと期待値が上がりますね。

それを見越した商品開発ということであれば、恐るべしといった感じです。

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これも時短化の流れか

高額冷食に勝機ありと目をつけたのも、時代の空気が時短化にシフトしていくことがひとつ考えられます。

家電にしろ、トイレタリーにしろ、何かと目にするのが時短の文字。

食事をつくる時間を大幅に削減できる冷食が、食卓に並べられるほどの味を備えているのであれば、使わない手はないと思うのは当然の流れかなと。

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これまで立場の弱かった冷食

これまで特売品の地位に甘じていた冷食でしたが、冷食の高額化を受け、少しは小売店との交渉も優位に進められるのではと期待されています。

高額品の売り場面積が広がるようなことが起きたら、メーカーの交渉力が高まったとも言えるでしょうね。

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なるか、脱特売品のポジション

とは言え、食費がかつかつな自分にとって、冷食の値上がりは痛い。

日常的に利用する商品とたまーに贅沢した時の商品のようにわかりやすく2極化して、棚もそのように陳列してくれると消費者としては嬉しいのですが・・・。

この記事を知り、高額冷食を試してみたいと思いました。

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