サプライチェーンのグローバル化のつけ、「サイレントチェンジ」

とこまでも続くよ、サプライチェーン

ジュピターテレコムが提供するケーブルモデムのACアダプターが燃えるという事故がおきました。

製品は台湾メーカーから調達したものでしたが、部品メーカーを調べると中国メーカーもおり、この会社から供給された部品が事故の原因でした。

ジュピターテレコムも何とも災難と言いますか、部品供給先まで目を配らなきゃならないのかと同情してしまいます。

コストダウンによる工程すっ飛ばしが原因

部品供給元の中国メーカーによると、本来であれば燃えにくい加工を施さなければいけないのに、その加工をやめ、製造していたとのこと。

突き止めたジュピターテレコムもすごいけど、勝手に製造工程を変えてしまう中国メーカーもいかがなものかと・・・。

これが日本であれば・・・。

例えば自動車業界であれば、コスト削減を求められた部品メーカーは仕様変更などを行い、その要望に応える。

もちろん、社内での何重ものチェックを行い、試作品を元に完成車メーカーと何度も調整をおこない生産に入ります。

ということで、前段のような事故は置きにくい。

自動車もグローバル化

とは言うものの、部品調達先を海外にまで広がっている今の現状では国内だけには留まりません。

2次、3次サプライヤーで海外から部品を輸入して製造している可能性がありますから、完成車メーカーとしてはそこまで目を光らせないと第二のジュピターテレコムになるとも限りません。

しれっと中身を変えちゃうこの仕業を「サイレントチェンジ」と呼ぶようです。

ネーミングの素晴らしさにただただ関心。

日経ビジネス NO.1781より