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エネルギー業界

画期的すぎるよ。蓄電して需給バランスを調整。京セラ。早期外販に期待します

記憶に新しいブラックアウト、北海道

今から2-3年前ですが、地震により北海道で大規模な停電が起きました。この災害きっかけで確か電力の需要が急激に高まって供給とのバランスが取れずに停電に至ったとか。

この事故で、電気というものが供給と需要が一致しないとブラックアウトになってしまうということを知りました。

ので、九州電力が自然エネルギーの送電を一時的にストップしたり、絞ったりしていたことに納得が行きました。

送電

貯蓄することが難しい電力

素人発想で行けば、ガソリンのように備蓄して必要な時に使えばいい。それなら需給をピタッと合わせることも容易です。

が、ここが難しい所で電力の備蓄というのが難しい。一般家庭のように蓄電池に貯めるということが簡単にはできないみたいです。

ので最近では、ある地域にエリアを絞って、司令塔なる人を立てて各家庭と連携しながら、供給と需要をチェックしながら、供給が多くなりそうだと送電を切ったり、逆に需要が増えそうな場合は、各家庭に節電のお願いをして、何とか需給トントンを目指しているのです。

送電

京セラの蓄電システムが素晴らしい

一般家庭よりも多く使用する工場などでは、個別に電力会社と契約があるそうで、ある意味プランを柔軟に組めます。こうして双方で電力の抑制に努めています。

京セラも、大口電力使用会社の一つですが、今まさに自然エネルギーを使用率を高めるべく様々な取り組みが進められています。

その仕組とは蓄電池を使ったもので、自社で生成した自然エネルギーを一時的に蓄えることができるというもの。

これにより、例えば雨や曇りなど自然エネルギーを生成できない時は、蓄電池で貯めた電気を使うことができ、ムラのない自然エネルギー使用が可能となります。

逆に太陽がさんさんと輝き想定よりもたっぷり自然エネルギーができちゃった時は蓄電池側に回して貯蓄。供給の調整を図っています。

送電

課題は蓄電池設置用の用地確保

京セラの自然エネルギー運用は、自社の工場跡地に太陽光パネルを設置し、そのそばに蓄電池も一緒に設置するというもの。

ところが、圧倒的に蓄電池を設置するスペースがなく電力の貯蓄がままならないという状況が続いていました。

が、自治体が空き地活用を検討している情報を聞きつけ、太陽光パネルのそばではないものの、遠隔の地に蓄電池スペースを確保することができたのです。

つまり、蓄電池は必ずしも太陽光パネルのそばに設置しなくても貯蓄することが可能となり、今後は蓄電池用スペースというものが増えていく感じさえします。

送電

自己託送という新モデル

京セラのこの仕組を確立する上で、欠かせないのが自己託送。関西電力と協力して送電網を活用。この送電網がある意味、京セラ専用線とでも言いましょうか、つまり太陽光発電所と蓄電所をつなぐ送電網はバス専用レーンのごとく、ツーツーなわけです。

ってことは、もしかしたら、仮にトラブったとしても京セラ専用レーンだけの話であって、他の送電網は影響ない。大規模なブラックアウトに発展する恐れもないということになります。

この仕組、外販も視野に入れているということで、大規模な工場を持つ企業にはぜひとも導入いただきたたいと思った次第です。

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