水素社会の普及に人肌脱ぐ、岩谷の男気

ミライ発売でにわかに活気づくFCV

次世代の環境対応車と期待されるFCVですが、最近トヨタから発売されたミライで俄然現実味を帯びてきた感じがします。Co2を排出しない究極のエコカー。けど普及にはインフラの充実という大きな壁が・・・。

トヨタFCV

国も普及をあと押し

国も、水素社会実現に向け、水素ステーションの設置・運営にかかる費用を一部負担。けど、石油元売り会社の腰は重い。ただでさえGS運営で苦しいのに、さらなる設備投資なんて・・・といった感じ

ガソリンスタンド

水素販売の老舗が手を挙げる

40年以上前から工業用の水素販売を手がける岩谷産業が、2015年までに20箇所の水素ステーションを設置すると発表。しかも国の補助なしでというのが、素晴らしい

岩谷産業

赤字は高が知れている

しばらくは赤字経営が続くことが予想されるが、社長いわく「赤字幅は高が知れている」と男気溢れるコメント。水素社会実現の責任を持つという、大義が感じられてものすごく共感。

商売面で見れば・・・。

ネット黎明期に、ソフトバックがADSLを格安で一気に市場を制したように、岩谷産業も、そこを狙っているのでは?先行者利益を獲得して、市場を制覇。将来的には石油から水素へという自動車エネルギーの転換にも発展するかも。

水素

CO2の削減にも、大いに貢献するであろう水素社会。ぜひとも普及して欲しい・・・。

日経ビジネス NO.1767