これって嬉しい悲鳴?docomoの格安プラン、アハモ絶好調。稼ぎが減っちゃう不安

事前エントリーで約254万予約獲得

菅さん肝いりの携帯料金値下げに応える形で導入されたdocomoの格安料金プラン、アハモ

月20GBのデータ通信量と5分以内の通話料込で2970円という太っ腹プランに消費者はもちろん、同業他社も度肝を抜かれました。

結果的に、このdocomo決断が、他社の料金プランの見直しを加速させ、アハモをよりお得なプランが各社から発表されました。

とは言え、先行者利益と言いましょうか、消費者に与えたインパクトはとてつもなく高く、事前予約では想定を上回る約254万件を獲得。

導入直後は、アハモ対象端末の遅配や受付ストップなどの混乱を招きました。

アハモ

そもそもはオンライン受付だったけど

2980円という格安プランが実現できたのは受付をオンラインにした点が挙げられます。逆を言えば、そんだけ人件費がかかっていたということになるわけです。

が、この思い切った販売戦略も変更を強いられる格好となり、有料ではありますが店頭での受付も開始しました。料金は3,300円。これを安いと見るか高いと見るかは微妙な所ですが、店頭に多くの客が流れていることを考えると安いと踏んだんでしょうね。

手取り足取り型ではなく、あくまでも申し込みは顧客で

店頭受付を希望する客には、年配の客が多いとのこと。ネットに馴染みがないと事を考えると当然の結果と言えます。

店頭で受付をするも、その手法は、画面を見ながら申込みの流れを説明するにとどまり、あくまでもお客さんに自力で申し込ませるというもの。

遠い昔に、チャイルドシートは買ったけど、取り付けを自分。セールスはあくまでも取り付け方法を説明するのみというものに近いものがあります。

docomoとしてもアハモをきっかけにして、オンライン受付をメインにしていこうという考えもあるでしょう。そのための実験材料、ノウハウ蓄積としてアハモはもってこいでしょう。

スマホ

想定を超える契約数にさらなる減収への不安

docomo側の当初の想定利用者数は既存客が7割、新規が3割としていましたが、恐らく7割以上を超える既存客、しかも年配の方々でしょう。

となると、気になるのが減収幅の拡大。例えばこれまで7000円近い料金プランの方がアハモに乗り換えたら収入は半減。それを補うべくdTVやらdマガジンなどのコンテツ収入を勧めていこうという魂胆でしょうが、果たして年配の方々が興味を示すかは微妙。

当初狙いとしていた若年層の獲得も芳しくなく益々厳しさを増すのでは?と感じます。

スマホ

契約件数が多いという強み。挽回なるかKDDI,Softbank

アハモ一強という感じの今回の格安プラン抗争ですが、自社の保有ユーザーの乗り換えが多くなると首を絞める格好となり、各社戦々恐々としているところでしょう。

他社が自滅するのは待つのか、ほぼほぼ体力勝負といった様相を呈しています。今後の動向を注視していきたいと思います。