利用者数ではヤフオクを抜いて国内NO.1だけど・・・
消費者同士の売買サービスでヤフオクを抜いて利用者トップとなったメルカリ。
恐らくスマホファーストが若い子を中心に受け入れられたのでしょう。
とは言え、利用額で見ると、まだまだヤフオクが強く、2017年度の国内流通総額8800億円に対し、メルカリのそれは約3500億円。ダブルスコアと大きく差が開いています。
ヤフオクの場合、利用者の年齢層が高いといこともあり、出品ブツも値の張るものが多いからだと思いますね。
利用してわかったこと
実際にメルカリで利用して気づいたことは、買い手はかなりシビア。
ゲームソフトを相場よりもちょいと安い500円で出品した所、飛ぶように売れたものの、1500円とやや高値をつけたDSは全く反応なし。
出品して3ヶ月は経ちますがいいねもつかず、そろそろ店じまいをしようかとも考えています。
ヤフオクであれば、最初は価格を抑えて出品し、後は市場原理に任せて値が吊り上がるのを待てるんですけどね。。
メルカリは値段を決めたら、それでおしまい。一発勝負という感じが否めず、どうもそこが不満に思っていました。
その値付け、AIがやってくれるって
そんな不満を汲み取ったのか、出品時に売れやすい価格なるものが表示されるサービスを開始しました。
全カテゴリーではないようですが、例えばApple製のノートPCが4万6000円-10万円と判定。
で、相場を見ると7-8万円。ってことは、もしかしたら10万円で勝負しても買い手がつくかもしれない。
出品者にとってはちょっと強気な値付けができるうようになりました。
この値付け、出品商品やら過去の取引などを参考にAIが算出しているようで、かなり信憑性のある数字だと思います。
メルカリにとっても好都合
このAIによる値付けを導入して以降、利用者数も増えたとのこと。
自分が思っていたよりも高値であれば出品したくもなりますし、相場をチェクする手間も省けるのがウケているのでは。
メルカリにとっても利用者数が増えれば自分たちの手数料収入が増えるわけで、良いことづくし。
行き着く先は写真を取るだけの簡便性
このように出品時の手間を極力減らして、参加を促す。売り手ファーストのサービスが今後増えることが予想されます。
個人的には配送部分が面倒でなりません。
これ、ヤフオクに比べれば、物凄く手間もかからずいいんですけどね。
商品を裸でコンビニに持っていけば後はコンビ二のスタッフが専用の小袋に入れて送ってくれる。
コンビニスタッフの負担が増えるのでやや心が痛みますが・・・