ITが幅をきかす世の中で問われる新聞の存在意義

グーグルの広告収入が新聞業界を凌駕

2013年の米新聞業界の広告収入が173億円に対し、グーグルのそれは590億円と約3倍。いかに伝統メディア新聞が厳しい上脅威に追い込まれているかがわかります。

発行部数も1984年の6300万部をピークに、ジリジリと発行部数は下がり、2014年には4000万部までに落ち込んでいます。

そんな中、新聞はこの先どう生き残りをかけていくのか、ニューヨークタイムス社長インタビューが大変興味深かったので、思う所も合わせてまとめました。

ニュースの本質的役割は普遍

時代が変わっても、本質的な役割は変わらない。家族や友人とつながる社会がある一方、その外には広い世界がある。そこで何が起きて、どう理解すればよいのか、それを伝えるのがニュースだと

まぁ、ごもっとも内容です。今世の中で何が起きているか、それは幼い頃から、今にいたっても、その好奇心は普遍。むしろ自分にとっては今現在の方が、よりその欲求は強いかなと。

ニュースソースが大事だよ

そこで大事なのが配信元。テレビなのか、ラジオなのか、ネットなのか、はたまた新聞なのか。そこで社長はこう言っています。

我々の挑戦は新聞から出した情報の方が、聞いたこともないブランドから出されたものよりも価値がある、信頼できると認めてもらうこと

東スポで人面犬発見されるという見出しを見て、どうも嘘くさいと思いますが、これが読売新聞であると、「マジか」と多少なりとも信憑性ある情報と感じます。

新聞から見たネットとは

ネットはパンドラの箱を開けたともいわれています。テロリズム、流言、混乱などあしきものをもたらしたと

が、社長のコメントを勝手に解釈すると言論の自由が高まり、検閲撤廃にもつながっていると。それとニュースの拡散性が驚くほど強くなったと

今では、誰でもニュースを発信できますし、そうゆう意味では言論の自由度は高まったようにも思えます。SNSなどを通じて、自分の意見を発信できちゃう。信頼性はさておき・・・。

そう考えると、プラス面の方が大きいのかなと。新聞をはじめとする既存メディアにとっては痛いところではありますけど・・・

どう生き残るか、

よく聞かれる言葉としては共存共栄ですが、社長はフレネミー(友であり敵)と表現しています。少なからず緊張感を持った関係性を持ちましょうと解釈しましたが・・・

で、この先、どう生き残っていくか、現在では紙とネットの両者でニュースを配信していく方向に事業を回しているようで、グーグルやらアップルのニュースサイトにも情報提供をしているようです。

ニュースとの接し方が、紙からネット、そしてスマホへと変化している自分を振り返ると、やっぱり新聞は信頼できて、偏りなく今の世の中を知ることができる最良のメディアだと思います。