元を辿ればNASAなの?ランサムウェア

身代金IT業界

そりゃパニックになりますよ。

何日もかけて徹夜して仕上げた企画書を間違ってゴミ箱へ。そんな身の毛もよだつような経験はありませんが、それにも勝るとも劣らないのが最近何かと話題のランサムウェアという新種のウィルス。

感染したら、自分のこしらえたファイルには一切アクセスできず、お金を払えば解除キーなるものを提供しますよというもの。

が、これお金を払った所で、必ずしも解除キーを提供されるかは約束されておらず、あとは神頼み。

いち個人の端末ならここまで世界的に話題にならなかったのですが、これがインフラや大手企業に感染し、パニックを引き起こしているのですから、たまったもんじゃありません。

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被害の一例はこんな感じ

イギリスでは、国民保険サービスが感染し、アクセス不能、中国では大学のサーバーが感染して、学生さんがアクセスできないという悲惨な状況。アメリカでは宅配大手のフェデックスが感染に合うなど、被害が拡大の一途。

被害総額は数十億ドルに及ぶというのですから、解除されるか否かは微妙ですが、早めに身代金を支払った方が損害の広がりを多少なりとも留めることができるのではないかと思われます。

ウィルス

日々進化するウィルス

そもそも、このウィルスを元をたどると、開発はなんと、あのNASAとのこと。

NASAと聞くと、最先端の技術、国家と緊密な組織というイメージ。セキュリティも万全かと思いきや、ハッカーによってこの技術が盗まれたと言われています。

それを、ハッカーの手によって改良を加えられ、善良な技術がダークサイドへと転んでしまったのです。

しかも、この種の技術は、とあるサイトで自由にダウンロードできるというのが驚きです。

リナックスが昔、今もやっているかもしれませんが、システムをよりよいものに発展させていくという趣旨で、オープンにしていましたが、まさにその仕組に乗っ取り、こちらの場合は、より凶悪にウィルスを進化させていくというものなんです。

ウィルス

検索ではヒットさいないダークウェブ

ダウンロードできるサイトは、検索ではヒットせず限られた人達しか知り得ないようなごく限られた人しか知り得ないサイト。その名もダークウェブと呼ばれているようですが、そこでは、ランサムウェア4.0といったアップデート版がアップされいているんだと思います。

セキュリティ会社も対策には当然乗り出していますが、そのスピードを超える早さで、ウィルスも進化しているようで、早くこの騒動が終息してくれることを切に願うばかりです。

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