遠隔操作で機器を管理。IoT

サトーの取り組み

産業用ラベルプリンターの絶対王者サトーのIoTに関するお話です。

IoTのメリットと言えばローコストで少量多品種を実現ってところが広く一般的に知られていますが、今回のお話は遠隔操作。

産業用プリンターで4割のシェアを持つサトーがIoT対応型のラベルプリンターを世界に先駆けて発売しました。

遠隔操作と言えばコマツ

IoTという言葉が普及以前から、遠隔操作的な技術はありました。建機のコマツがまさしくそれ。自社製品に通信ユニットを積んで、稼動状況や点検のタイミングなどを遠隔で管理でき、そのデータに基づき需要予測を立て、建機の生産調整をしていました。

サトーの取り組むIoTとは

サトーのIoT対応製品の場合は、稼動状況やもちろん、故障の予兆を把握したり、消耗品をチェックしたりと様々。

故障の予兆があれば、すぐさまスタッフを派遣して未然に故障を防いだり、消耗品が切れそうなら補給したり。

まさにアフターフォローの模範とも言える体制を築いているのです。

しかも無料の衝撃

ちなみにこのIoTサービス。サトーオンラインサービスを介して提供されるのですが、これらは全て無償という太っ腹の良さ。

恐らく保守、メンテで費用を回収する仕組みなのでしょう。

オフィス用複合機もそれに習えばいいのに・・・

この記事を読んで思ったのが、オフィスにある複合機のサービス。コピー枚数をカウントする機能を付いてるのだから、消耗品やら故障のチェックなどの情報も吸い上げる仕組みがあれば、わざわざ電話することもないし・・・

加えて他社に逃げられている用紙の注文も自社で受注できるのでは?と思った訳です。

確かに電話1本で即座に飛んで修理してくれるサービススタッフの方にはいつも頭の下がる思いですが、電話せずともすっ飛んで来てくれればと思いました。

絶対王者でも常連客作り

話をサトーのIoTの取り組みに戻しますが、この商品を導入する目的は常連客作りの一環。IoT対応型プリンターにすれば、導入後も継続して、顧客との接点がもてますし、他社への乗り換えも未然に防ぐことができます。

シェア4割と絶対王者にもかかわらず、他社にシェアを奪われる危機感と常に戦っている印象を持ちました。

使い方次第では、IoTも顧客の「常連化」になくてはならないツールになってくるのでしょう。