アパレルも鮮度が命で中国復権?

ZARAの鬼速にびっくり

ファーストファッションで有名なZARAですが、その強さの源泉と言えばそのスピード感でしょう。

開発から店頭に並ぶまで確か2-3週間だった気がします。

野菜でも、ここまでのスピードを出せません。

とにかく店頭に並べる商品サイクルをクルクル回すことで商品の、そして店の鮮度を保つ。

この考えにいたく衝撃を受けたのを覚えています。

今現在も絶好調なZARA。その戦略は当たっていると言えるでしょう。

で、今回はそんな商品鮮度にまつわるお話。

同業他社でも、とにかく鮮度を上げなきゃということで取組が進められています。

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ユナイテッドアローズも鮮度アップ

オシャレっ子、御用達ブランドが業績不振で苦しんでいます。

2016年上期実績が前年同期比で52.6%減と惨憺たる状況。社長いわく「商品政策に柔軟性を欠いていた」とのこと。

現在はベトナムで生産していまいしたが、どうしても店頭に商品を並べるまでに時間がかかっていました。これを指して「柔軟性を欠いた」と言っているのです。

流行り廃りの早い業界ですからね、1ヶ月もしたらもう古いと思われちゃうでしょうね。

なので、生産から店頭陳列までの時間を短縮すべく生産地を中国に戻す動きを加速させています。

中国であれば地理的にも近いですし、部材などが国内で賄える。それにより今までよりも時間短縮が果たせると踏んだわけです。

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アースミュージックアンドエコロジーも右に倣え

同様に、も生産地を中国に戻し、それまで東南アジアで生産していた比率を30%から10%台までに絞りました。

中国復権の動き

そもそも中国離れが加速したのは、人件費の高騰や複雑な労務問題が主な理由でしたが、それにはとりあえず目をつぶりとにかく売上優先に走ったと言う感じがします。

もう少し時間をかけて、東南アジアの育成をしたかったのでしょうが、そこまで待ってられないという逼迫した状況にあると思いますね。

アパレル業界に限らず、鮮度を優先する業界であれば、この動きに倣うことになるでしょうね。

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アパレル業界の苦悩は続く

以前にもアパレル業界の不振についても触れましたが、鮮度という面でも消費者に厳しく見られているのは大変でしょうね。

トレンドに合わせて商品を日々開発していく。

もしネタが枯渇してしまったら、そのブランドは衰退していくことになるのでしょう。

中の人も疲弊しないと良いんですけど・・・

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