キャスティングボードを握る?ココカラの去就

薬局 流通業界

今や戦国時代、ドラッグストア業界

長きにわたりドラッグストアの王者に君臨していたマツキヨですが、近年ではその座をウェルシアに奪われ、王座陥落。

それまで圧倒的に強さを誇っていたマツキヨでしたが、他のドラッグストアも力もつけており、コンビニを脅かす存在までに成長。ドラッグ業界内も群雄割拠といった感じで、どの会社にも一等賞になるチャンスが十分あります。

てなわけで、マツキヨがココカラとの業務提携というのは当然の流れと言ってもいいでしょう。まるで中国の春秋戦国時代を見ているようで、今後このような合従連衡が激しく起きていくのではないでしょうか。

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覇権争いにピリオード?マツキヨの動き

ココカラとの資本業務提携で再び王座を目指すマツキヨ

両者間でほぼ合意という所までこぎつけたのに、新たな伏兵スギ薬局が現れ、雲行きが怪しくなってきました。

ドラッグストア

寝耳に水とはこのこと。スギ薬局の登場

2019年6月1日に、ココカラとスギ薬局による経営統合の検討という話が報道されました。

これに一番驚いたのはマツキヨでしょう。ほぼおつきあいOKのサインをもらいながら、裏では他の相手と結婚に向けた話が進んでいたという風に僕には映りました。

この報道を聞きつけ、マツキヨも即座に資本業務提携ではなく経営統合に一歩踏み込んだ提案をココカラ側に提示。

スギ薬局と同じ土俵に立ち真っ向勝負を挑むことになったのです。

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モテ期のココカラはどう出る?

ドラッグ業界の盟主とも言えるマツキヨと調剤に強いスギ薬局に言い寄られる形でモテ期に突入したココカラ

2019年7月までにスギ薬局との基本合意書締結を目指す一方、特別委員会を設けて双方との協議を客観的に検討するという、どっちつかずの対応。

このじらし作戦が、逆に自社の価値をさらに高める感じがして、うまいなと思った次第です。

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シナジー効果の内容を見ればさもありなん

統合のメリットを整理すると、マツキヨにはココカラにはない化粧品に強みを持っています。利益率も高くココカラにとってもメリットは大きい。

一方のスギ薬局は調剤や介護分野に強いと言われ、これまたココカラにはないもので、既存の商売と競合しないこともあり、ココカラにとってもメリットはある。

んで、両者に共通するのが店舗網の拡大

マツキヨとくっつけば、拡大の幅はかなりあるんでしょうけどね。

てなわけで、マツキヨと経営統合すればドラッグストア業界の覇権を握ることは確実。

スギ薬局と統合もこれまた同じ結果に。ということで、ココカラが覇権争いのキャスティングボードを握る結果になったわけですが、どちらに転ぶかは見守っていきたいと思います。

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