毎年のように聞くけれど・・・
2015年3月ー11月の営業赤字が144億円。同期としては過去最大規模。しかも同じグループ会社を見れば、セブン-イレブン、そごう・西武が黒字で一人負け状態。セブン-イレブンが1800億年もの利益を出しているだけにグループとしては黒字なんでしょうけど。
でも、この話、今に始まった話でもありませんが・・・
モノ言う株主吠える
業を煮やしたとでも言いましょうが、この惨状に株主のの投資ファンドが吠えまくっています。
まぁ、おっしゃる所はごもっともです。ソニーでも似たような話がありましたね。けど、鈴木会長いわく改革は外から言われてやるのではないと言われている通り、んな事をは百も承知といった感じ。改革に向けた狼煙が早速上がりました。
再登板という目玉炸裂
何と2014年春まで7年半、社長を務めていた亀井氏を再登板。お歳も71歳とかなりの高齢。が、鈴木会長はその先をもっと行く83歳というのだから何ともパワフルとでも言いましょうか。とにかく年齢の話はさておき、これにより鈴木会長の関与が2015年に比べさらに深まると言われています。
自分で責任を取るという覚悟を見て取れます。
改革は継続するのか
各支店に権限を持たせる個店過ぎを昨年から打ち出しているイトーヨーカ堂。中央集権から地方分権の流れ総合ショッピングセンターの世界でも主流になりつつあることが伺えます。
鈴木会長の元で、さらにイトーヨーカ堂的な地方分権の仕組みが確立されれば面白いんでしょうけど・・・。オムニチャネルが始動したこともあり、イトーヨーカ堂は欠くことのできないコンテンツの一つ。と考えるとグループからの分離にはないでしょう。
個人的なイトーヨーカ堂評
セブン-イレブンのイメージが強いのか、価格よりも品質重視というイメージがあります。ヨーカ堂でスーツを買っておけば向こう5年近くは買い替えなくてもいいという安心感。確かにイニシャルは専門店に比べると高いですけど、その先を見据えると安い買い物だったと気付かされます。
昔はおもちゃ売り場、今はスーツ売り場。何かとおせわになっているお店だからこそ継続して営業して欲しいです。