大きな話題となったスマホ参入
ようやくと言った方がいいのか、それとも遅すぎるという表現が適切なのか、その判断は歴史が証明することを待つとして、とりあえず任天堂がスマホの世界に進出を表明。
ブームで終わるだろう
任天堂の社長いわく、ゲームコンテンツに対して正当な対価を得られる環境が整ったとのこと。2009年頃からスマホ向けゲームが拡大していたけれども一過性のブームとして捉えていた。
任天堂としては、長く楽しんでもらうことこ注力してきただけに、この状況は看過できなかったのでしょう。
DeNAの変心
任天堂のスマホ参入を後押ししたのは市場環境の成熟化に加え、DeNAの変心も大きく影響している。社名を出さずブランド名を出さず裏方に徹するというもの。名より実を取ったとも言える潔さ。DeNAの社長が男前過ぎてならない。
専用ゲーム機とスマホゲームの違い
専用ゲーム機は発売したら任務完了。スマホゲームは発売してからが勝負。継続して遊んでもらえるよう、利用実態を分析しながら、改善を繰り返しユーザーを離さない。
相当なノウハウのいる技だけに、それをDeNAから提供してもらえるのだから、任天堂としてありがたい話
ゼルダの伝説がスマホで遊べる日も
任天堂の過去名作がスマホで楽しめるのは大きな魅力。加えて継続して遊べる機能が付加されていればなおのこと。
ファミコンディスクで全国の小中学生を熱狂させたゼルダがスマホに移植されるのであれば、ぜひともやりたい。課金次第で、追加シナリオもプレイ可能ともなれば、お金を惜しまず投下するだろうな。
日経ビジネス NO.1785