初老の純愛映画?「ウンギョ 青い蜜」

老いても恋愛感情は健在

この作品、一歩間違えるとロリコン映画っぽく見えちゃうけど、そこをうまーくシニアの純愛映画に仕上げられている。

自分の若かりし頃の自分とバイト娘のウンギョとの恋に落ちるシーンを思い浮かべ、あくまでも今の60オーバーのおじいちゃんとの恋愛話じゃないよと。

ウンギョ,青い蜜

天真爛漫は年の差を越えて無敵?

韓国ではその世界では大御所の詩人イ・ジョギョの所に近所の娘がバイトで家政婦として雇われる所が話が始まります。ただご近所さんと言ってもそれまで一切面識はなし。

ウンギョ,青い蜜

ということは、この時から詩人イ・ジョギョはウンギョに何か胸キュン的なものを感じたのでしょう。

誰もが先生、先生と敬う中で、タメ口で物怖じせずにズケズケと自分の暮らしに入り込んでくる鈍さに、さしもの大先生も今までに出会ったことのない人種だけに興味が湧いたと思います。

変な三角関係がおかしすぎる

詩人イ・ジョギョには、そもそもお弟子さんがいます。身の回りの世話は俺がするんだと言わんばかりで先生に心酔。

なのに、あろうことか女子高生を雇うなんて・・・。相手は女子高生だと言うのに、食事やら身の周りの些細な事で小姑みたいな嫌味を言う始末

が、そんなことで凹むウンギョではありません。先生を振り向かせたいと言わんばかりの行動に出て、お弟子さんと真っ向勝負を挑みます。

やらかしたお弟子さん

ある日、大先生の書斎を掃除していた時のこと。ウンギョに思いを寄せる小説を何と目にしてしまいます。で、彼は考えました。自分の作品として世の中に出しちゃおうと。

ウンギョ,青い蜜

先生も表立ってこの小説を盗作しただろうなんぞは言えない。彼女との妄想を描いた作品ですから・・・

そんな人の弱みにつけこむあたり、このお弟子さん、相当な悪党です。

さらなる悪事を働くお弟子さん

この盗作小説は、業界では大絶賛となり、小説の賞を受賞するほどの高い評価を得ます。

先生の腸は煮えまくり二度と顔を見せるなまで言われたのに、ちゃっかり先生の誕生日に再び挨拶に顔をだす厚かましさ。

先生は心が広いのか、早々と帰ろうとする彼を引き止め、一杯だけどうだとある意味彼を許す行動に出ます。

が、悲劇はその夜に。お誕生日会にはウンギョもおり、何とその夜にお弟子さんが酒の勢いでウンギョとやらかしちゃう。

しかもその一部始終を外から先生が見ているというのだから、心中は穏やかではないはず

純愛だったんだ

年の差もあり、詩人イ・ジョギョはウンギョに対して気持ちを伝えることはしませんでしたが、その恋心は相当に深かったです。

クライマックスのあのシーンを見れば納得が行きます。

愛する人を失い、この先どうなるのか、先生の今後がやけに心配になった作品でした。