タイトルからしてエグい
敏腕シナリオライターが山にこもって次回作を書き上げようといことで、選んだのはガス、水道が通っておらず不便極まりない山中の民宿。
愛想の悪い主人と娘らしき少女2人が住むこじんまりとした民宿。最初は宿泊料が高すぎると場所を場所を移そうとしましたが、何か娘に惹かれる所があって、渋々、この怪しい民宿に泊まることとしました。
挑発的な娘
何か感じるものがあったの民宿の娘。予感は的中し、この娘ががかなりの曲者でした。
彼が泊まりを決めたのも私のことを気にいったからとばかりに、やたらと彼の気を停めてようとかなり大胆な行動に出ます。
彼がとりあえず新作のめどが付き宿を出る前日に、あろうことか、「私の事好きでしょう的なストレートなセリフをはき、キスしてもいいよ的な挑発。
が、彼女はまだ19歳。ここで欲望のままに行動したら掴まちゃうと自制心が働き、彼女の挑発にのらずに踏みとどまりました。
そんな彼を見透かして「このチャンスを逃すと二度と来ない。後で後悔するよと」と心の揺さぶりをかけてさらに挑発。
踏みとどまった彼に対して「この意気地なし」のトドメのお言葉。あまりにも気持ち弄ばれすぎの彼でしたが、娘の挑発にのらなかった彼の勝ちと言えたでしょう。
再び彼女の元へ
自宅に戻ったものの、思い出されるのは彼女と過ごした日々。ペンの走りもパタリと止まり、何のために戻ってきたのかと自分を攻める始末。
結局は彼女の予想通り、彼は再び彼女の元を訪れることに。
2度目の宿泊では、彼女の行動はさらにエスカレート。夜中に忍び込んで彼に抱きついたり、キスをしてきたりやりたい放題。
とうとう、彼の自制心も崩壊し、彼女と関係を持つことになってしまったのです。
これで、彼女の目的が完遂されました。
客に抱かれることで何を得ようとしたのか、それがびっくり仰天のお話だったのです。
同居のおっさんは家族か?
この娘、彼に対して結婚したいという話を持ち込みます。ただし、結婚する条件として、同居しているおっさんを殺してからにしてと。
そんな犯罪者になるつもりはなく、彼はきっぱりと断ります。
そこからです。未成年者の女の子を強姦した罪で警察に訴えてもいいのよとというとんでもない脅し文句を吐き捨て、彼女の目的がここに露見されます。
ってことは、同居のおっさんは、家族でもなんでもなく彼と一緒で、弱みを握られた被害者ということでは?と。
宿泊客をとっかえひっかえ。それも元彼を殺して、次々と新しい男に乗り換える。究極のハニートラップを見た気がしました。
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