20年前なのに今の世の中を予言?
マトリックスシリーズ1回目が公開されたのが1999年。今から遡ること20年前。作品中にはAIが人間を支配や電力が枯渇するといった内容が描かれており、これって現在の2022年を様子に酷似しており、ちょっと驚きましたよ。
ここから3部作を見て勝手な解釈のもと、感想を綴っていきます。事実と異なる点が多々あるかと思いますがご容赦ください。
永遠のライバル、スミス
3部作の中で、キアヌ・リーブス演じるネオのライバルとして登場するスミス。サングラスにスーツ姿。1部では、ネオに秒殺されたのに、シリーズ2、シリーズ3とさらにパワーアップして登場します。
シリーズ2では仮想世界で、コピペ技を覚えたのでしょう。数十人に及びスミスズラが登場し、ネオとのバトルシーンは爽快そのもの。
圧倒的な数を揃えたのに、ネオの前では赤子同然。バッタバッタと倒されていく様子は、ネオの強さを見せつけるのには持って来いといった感じでした。
シリーズ3では、コピペでは太刀打ちできないと学習したのか、とある方の力を吸収してパワーアップに成功。
ネオとほぼ互角の戦えるほどにパワアップし、戦闘シーンはほぼ超サイヤ人同士の戦いそのもの。
話はものすごく入り組んでいて難しいですが、戦闘シーンだけに限りれば楽しめます。
3部作の中で最もテンションが上がったネオの覚醒
個人的には3部作の中で、最も面白かったのがシリーズ1。自分が救世主だと言われるも、それほど強くない。スミスと互角に戦えるものの、超越した強さではない。
が、最後の最後に、ネオが覚醒します。片手一本でスミスをノックアウト。瞬殺と言ってもいいでしょう。
それまでのもどかしさが、一気に晴れたような爽快感。僕の中では、ここがピークでした・・・。
クラゲAIの大群に寒気
振り返ると、仮想世界で活躍するネオをもう少し見てみたかった。スミスに変わる悪役か、もしくはネオ自身のコピー人間などなど。
が、シリーズ2以降、話は現実の世界、ザイオンを巡る攻防が中心となります。
機械と人間による、ありそうな設定。脚をいくつも持つクラゲ風のロボットが集団でザイオンを襲うシーンは圧巻。
一体、一体が弱くても、ここまでの数を揃えれば勝てちゃうんだなというのを感じました。
とは言え、クラゲの大群を恐れずに立ち向かうミフネ隊長の男気は感動しました。