私、この世界から足洗います「セックスドール」

影のある男に惹かれる

友人に誘われてクラブへGO。周りは楽しく踊り騒いでいるのにちっとも心から楽しむことはできない。

友人はと言えば、惚れやすいタイプなのか声をかけてきた男に一目惚れ。「送っていくよ」の優しいお誘いを受け二人して彼に送ってもらうことに。

ナンパされた彼女が先に降り二人きりとなった車中。しばし沈黙が続き重い空気が流れる中、流れるのは寂しげな曲ばかり。

主人公マリカが、明るい曲をお願いした所、これでも明るい曲だとのこと。

この返しに、どこか通じ合うものを感じたマリカは、どんどんと彼にのめり込んでいきました。

セックスドール

偽るのは後ろめたさの現われ

マリカの職業は高級娼婦。基本的にはお金持ちしか相手にせず、出勤先のホテルも豪華。

相手にも失礼がないよう、服装からお化粧まで高級ホテルに見合うもので決め込み、オフの時のマリカとは全くの別人。

ボスからの信頼も厚く、これぞというお客には必ずマリカに回していたほど優秀な女の子でした。

ところが、兄弟は恋人には不動産会社に勤めていますと本業のことは一切秘密に。

心のどこかで後ろめたさを感じていたのでしょう。

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えっ、目的はそっち

クラブで知り合った彼を自宅に招いた時のお話。恋人関係目前にして彼の正体が明らかになり愕然。

彼は、未成年でピンク産業に足を踏み入れてしまった女の子を捜索するというお硬い職業の方だったのです。

言わば補導員とでも言いましょうか。

そんな彼から、1枚の写真を差し出され、「この人を知らないか」と訊かれたものだから、マリカは怒り心頭。いい感じの雰囲気をぶち壊したのと自分に近づいたのはビジネスだったことを知り、彼から距離を置くことにしたのです。

ピンチの時にかけてつけてくれる

新人さんの教育も任されているボスの信頼が厚いマリカ。ある資産家のお家でのこと。新人さんと一緒に出動し、いざ仕事に及んだ所、新人の子がお客から暴力を受けマリカの正義感が発動。

新人を助けたいの一心で、お客に鉄拳制裁を食らわせ、二人して大豪邸を抜け出します。

が、追ってきた召使いに捕まり万事休す。これで私の人生も終わったわと観念した直後に、まさかの彼が現われ召使いをボッコボコに。かくして彼の助太刀により無事、難を逃れることができたのです。

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ボスと決別。故郷に帰る

この事件をきっかけにボスとの関係もさらに悪化。お客からも大クレームが入り、この商売から足を洗うという気持ちが高まり、故郷に帰ることを決断したのです。

一番の理由は心から愛する人が見つかった事でしょう。

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