甘く見ていた戦争の怖さ。リベリオンーワルシャワ大攻防戦

ワルシャワ蜂起の題材に

第二次世界大戦中のワルシャワ蜂起を題材にした作品です。世界史の授業でちょこっと聞いたことがあります。

ドイツ占領下のポーランドが市民レベルでドイツに戦いに挑んだものの、100倍返しで返り討ちになりました。

主人公のママが、戦争参加しようとする息子を何度も説得して思いどどまらせるシーンが見終わった後にやけに印象に残りました。

ナチス統治下皆あんなひどい扱われ方?

冒頭にナチス統治下のワルシャワの様子が描かれています。

威張りくさるナチス軍人。ポーラド人を奴隷のごとく扱い、目つきが悪いだの、反抗的態度などと難癖をつけてはムチを振るう。

こんなことが日常的にあちらこちらで起きていたというのですから、ワルシャワ蜂起は起きるべくして起きたと言ってもいいでしょう。

ソ連軍援護で俄然蜂起の機運高まる

とは言っても、そう簡単に戦いを挑める相手ではないことは確か。

けど、ソ連軍はそこまで進軍している。ワルシャワで蜂起すれば援護してくれるだろうと踏み、市民レベルで決起の機運が高まりました。

ユダヤ人拘束所の襲撃

当時のワルシャワはドイツ人は数千人。

それがワルシャワ市民90万人近くを監視していました。なので、市民が一斉に事をなせば襲撃成功と行く訳ですが、残念ながら銃器がほとんどない。

多くの市民を従えて銃器を持った人間が先頭を行く姿がどこか滑稽。

中には笑みをこぼす輩もいて、まるで戦争ゴッコさながら

ところが、仲間の死を目の前で見せつけられるにつけ、次第に戦争の怖さというのを実感していきます。

容赦無いドイツ軍

最初は劣勢だったドイツ軍も人数を増やし、容赦ない攻撃をしかけていきます。一番ひどいのは戦いに参加していない市民を無差別殺していくシーン。

ワルシャワ大攻防戦

徹底的な殲滅作戦に打って出ます。最初は英雄気取りでどこか戦争を甘く見ていた彼らも次第に、恐怖心からか、降伏を考える輩も現れ始めました。

血の雨が降る街

この戦いが行われたのがワルシャワ市街。きれいな街がたったの数ヶ月で廃墟と化していきます。地元の人間してみたら耐え切れないでしょう。

ある爆撃シーンで、爆撃後に血の雨と肉片が降り注ぐというおぞましいシーンが描かれています。血を浴びた市民が街を逃げ惑う。戦争の恐ろしさをあらためて実感しました。

ワルシャワ大攻防戦

ワルシャワ市民総入れ替え?

この武装蜂起前のワルシャワの市民数は約90万人で、この武装蜂起で約20万人の方が亡くなり、ドイツの戦死者数千人とも言われています。

加えて生き残った7市民もワルシャワからの移動を命じられ、市民総入れ替え状態というとんでもない末路が待っていたのです。。

もし、ソ連軍が約束通り進軍していたならば、またその後の歴史も大きく変わったことでしょう。