あなたらどうしますかと問われている気がした「人魚の眠る家」

人魚の眠る家 日本映画

幸せ家族を襲った突然の悲劇

ちょっと目を離したすきに子供がプールで溺れて病院に緊急入院。うちの子は大丈夫と思っても、この事故の様子を見てしまうと監視レベルのチェックをしておかないと危険だなと感じました。

突然、携帯に娘が危篤だと告げられ奥さんと一緒に病院に急行。酸素マスクはをつけた娘の姿を見て、我を忘れて泣き叫ぶ奥さん。

つい数時間前までは元気だったのに・・・と思うとやるせない気持ちになるのも無理はありません。

自分がしっかり見ていれば自分を責めるおばあちゃんがこれまた不憫に映り何とも言えませんでした。

人魚の眠る家

奇跡を信じるのも無理はない

息はしているけれど脳死状態の娘

どう見てもただ寝ているようにしか見えません。この状態で治療を続けていつか奇跡が起きて目を覚ましてくれるものだと思っていました。

ところが医師はどちらかと言うと、延命治療は得策でないという側。

まだ心の整理がつかない状態で、夫婦に回答を迫る医師。あまりにもデリケートに欠ける物言いかと思いましたが、今思うとあれが最良のタイミングだったのでしょう。

人魚の眠る家

ドナー登録ってそうゆうこと

医師から延命治療の是非を問われ、一旦は延命治療を断念するものの、娘が手を握り返すといった奇跡が起きたことで事態は一転

延命治療を行うことを決めたのでした。

この時の僕も、この夫婦と一緒に奇跡を信じました。いつか長い眠りから目を覚まして、家族の心配をよそにとぼけた目覚めの言葉を発すると・・・

人魚の眠る家

これが正解なのかと疑問になりはじめる

坂口健太郎演じる脳研究家も加わり、娘さんの延命治療は順調に行き自宅療養がOkとなるまでに回復。

坂口健太郎が開発した電気刺激マシーンを使うと足を挙げたり、手を挙げたり。しまいには笑ったり

本当に眼をつぶっているだけで、実際には意識も回復しているのではとさえ感じました。

ところがこの治療が続くに連れ、家族内にも溝ができ始めます。

どうしても見世物になりるつある娘を不憫に思う旦那さんとおばぁちゃん。この延命治療を正しかったのかと疑問を持ち始めます。

息子もお姉ちゃんの死を気づきはじめ、くるま椅子で散歩するおかあさんを避けるようになっていくのでした。

人魚の眠る家

着地の仕方に現実の厳しさを思い知らされる

こうして家族の心がバラバラになりながらも、母として子供を守る必死の姿に触れ、再び母を応援しようとまとまるのですが・・・

再び心をが一つとなり、ある雨の日、ベットの横でうたた寝するおかあさんが眼にしたのは眼を開いて天井をじっと見つめる娘。

オォー奇跡が起きたとテレビの前で大喜びしましたよ。

最後は願っていた通りにハッピィエンドで終わるだと。良かった、良かったと。

と思ったら、これ全て奥さんが見た夢だったのは・・・

思い通りにはならない人生の厳しさを感じましたよ。

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