しばらく鳴りを潜めていたけど・・・
今から2年前の2018年は仮想通貨バブル。誰もがお金になるということで仮想通貨取引初心者がドッと増えました。
が、好事魔多しと言いましょうか、仮想通貨ネムがハッキングされる事件が置き芸能人の多くが被害に会い、やっぱり仮想通貨は怖いという印象を植え付けました。
そんな悪い印象を広まったことでビットコインも同類と見なされ、せっかく盛り上がりを見せた仮想通貨も再び停滞してしまいました。
3月に比べ価格が3倍にアップ
振り返ると国内のビットコイン交換所の不正流出で信用を失い、仮想コインバブルで復活。これが最後の復活かと思いきや2020年に入り、再び盛り上がりを見せているとか。
2020年の4月時点では1ビットコインあたり6000ドルだったのが8月には1万2000ドルと2倍に。わずか4ヶ月で2倍とはまるでバブルの時を思い出させるような勢いっぷりです。
急騰要因はコロナ。
急騰した要因として挙げられるのがコロナ。こんな所にまでコロナ禍の影響が及んでいるとは正直驚きました。
仕組みとしては、コロナ禍で経済が停滞したものだから政府による金融緩和、財政出動がなされました。
株価がコロナ禍でも順調に推移しているのも、この金融政策のおかげ。市場にお金が潤沢に回るのは良いことですが、素直に喜べない事情も。
この先、株式相場が安定するとも限らない。保険として他の金融商品も運用しておいた方が良いかも。
他にもインフレが置きてしまうというのも困りもの。
てなわけで、仮想通貨への投資先に選ぶという人が増え、だぶついた資金が流入していると言われています。
今回は機関投資家も自身のポートフォリオに仮想通貨を入れる動きが活発で、これまでの動きとはちょっと異なる動きを見せています。
投資のプロが参戦したことで、仮想通貨の信用も高まり今度こそ定着してくれるのではないかと期待しています。
「半減期」という特殊事情も要因の一つ
コロナの影響の他にもビットコインならではの事情もからんでいるとか。
ビットコインには半減期なるものが存在し、対価・報酬が半減するタイミングが4年に1度起きます。一時的に需給が引き締まることで、その後に価格が上がりやすくなるとか。
この半減期が2020年5月12日前後に発生し、1ビットコインあたり1万ドルを一時的につけ、7月後半から鬼のような上昇を見せました。
金価格上昇に便乗してさらに上がるか
金価格も上昇していることから、これまでの金融商品とは異なる商品に注目が集まる可能性は大。
2017年には1ビットコイン2万ドルをつけましたが、今回も過去最高にどんだけ近づけるか期待が高まっているのもわかる気がします。