何気に高いハイアール製冷蔵庫
ケーズ電気で冷蔵庫を買った時の話。国産のアビテラックスというメーカーの冷蔵庫を購入したのですが、それよりも明らかに高かったハイアールの冷蔵庫。SANYOの技術が活かされているから、この値づけなんだろうと納得。中国製もイメージが変わりつつあります。
実は世界シェアNO.1
日本ではイマイチ知名度は低いですが、世界的に見れば、冷蔵庫と洗濯機では世界NO.1シェア。レノボ、ファーフェイと言い、世界と伍して戦える企業が続々と誕生している。
面白い製品開発
製品開発と言えば、ローンチまでは外部に一切情報を漏らさず、発表と同時に世間をあっと驚かせるというのが相場ですが、ハイアールの場合は、オープン。Web上である製品開発に関するお題を出して、全世界から知恵を集めるというもの。恐らく、その時点で、何をつくろうとしているのかはバレバレなのに、全く意に介さない
相手はライバルだって構わない
良い知恵を出してくれるのなら、ライバル企業だって構わない。アイデアが採用された企業にはパナソニックや三菱電機などのライバル企業もいます。しかも利益は山分けというのだから、知恵を出す側としてもメリットがある。技術流入が怖いからといって、内製にこだわる日本企業とは大違い。やっぱりオープンがこれからのトレンドなのかな・・・。
弱点を商品化
ハイアールの強さは徹底したお客様思考。使い勝手などを徹底的に調査して商品に反映させる。洗濯機の故障が相次ぎ、調査したところ芋洗い機として使用していました。
ならば、芋も洗える洗濯機を作ろうという柔軟は姿勢。実際に発売したら、爆発に売れたという。
商品の弱点克服こそが、次のヒットに繋がる可能性を秘めていると思ったわけです。
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