株式上場で真価が問われるアリババ

アリババ新興国ネタ

amazonを上回る時価総額

2014年9月、アリババが米国で上場し、約250億ドルを調達。時価総額は2314億ドルとなり、amazonの1530億ドルを越え、大きな話題を呼びました。一部には米国の金余りも影響しているという声もありますが、同じアジア人として素直に嬉しい。

アリババ

地元では半端ない影響力

アリババの運営するECサイト「タオバオ」、「Tモール」は楽天みたいなモール型のECサイト。出品の際に費用がかからない。ので、出品者が増え、アリババの強みである豊富な品揃えを支えている。

国内流通総額は約32兆円。楽天のそれが焼く2兆円と考えると、とてつもない規模。

アリババ

決済機能で先を行く。

素性の知らない出品者と取引するのは不安だけど、アリババが間に入ってお金の流れを管理しているので、取引も安心して行える。

さらに、預金機能的なものもあり、国営の銀行に比べ預け金利がりも高いということもあり、利用者が急増。テンセントと仁義なき戦いが繰り広げられています。

世界に伍して行けるのか?

売上の9割は中国。競合という点でも、国内では向かうところ敵なし。外資も色々と規制に縛られ思い通りに事業ができない。

が、これから世界を相手に勝負となると、激しい競争にさらされるのは必至。アリババのビジネスモデルは真似されやすいという人もいるし、これから真価が問われるんでしょうね・・・。

日経ビジネス NO.1759
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