出鼻をくじかれた格好の2021年。回復してくれ~

GDP、0.3ポイントじゃ済まないかも

政府による2回目の緊急事態宣言が発令され、回復を期待していたのに水をさされた格好となりました。

前回の緊急事態宣言解除後は、徐々に経済も回復。政府によるGo TOなどの経済活性化もなども受け、業界によっては四半期ベースで2019年を上回る所もチラホラ。

緊急事態宣言

この回復基調で一気に押し切っちぇえと思ったのに、一方で感染者も右肩上がりという弊害を生み、あらためて感染防止と経済回復の難しさを感じました。

2021年度のGDP予想は、マイナス予想なものの2020年の5.3%から大きく下げて0.3%。

この0.3%は1都3県で1ヶ月間緊急事態宣言を織り込んで試算されたもの。が、現状では1都3県どころではなく、11都府県感染者拡大も1000件を超えており、とても1ヶ月で落ち着く様子もありません。

恐らく1ポイントは軽く超えていくでしょう。

アルコール類の提供、午後7時まではかなりしんどい

コロナ禍で大打撃を受けた飲食業界。営業時間の短縮を余儀なくされ体力のないお店に目が行きがちですが、実はチェーン店系もかなりのダメージを食らっています。

飲食業界大手のワタミは2020年の既存店売上は対前年比約60%ダウン。今回の緊急事態宣言を受け直営店83店の休業を決定しました。

串カツ田中も84店の休業を決定。居酒屋店舗を数多く展開するも数こそ公表をしていなものの多くのお店を休業させる模様。

緊急事態宣言

営業時間の短縮だけなのに店を完全に閉めてしまうのは実入りのいいアルコール類を午後7時までしか提供できないというのが大きいのでしょう。というのも、居酒屋の売上の4割がアルコール類。稼げる部分で、かつ利益率の高いメニューが削られるとなるとかえって赤字になってしまうのでしょう。

苦渋の決断。減便。減車。旅客輸送業

まだ緊急事態宣言が発令されていなかった年初。仕事で大江戸線を使いましたが、コロナ感染者が出たことにより通常ダイヤ比7割で運行。

これまで利用していた者にとっては、これがかなりしんどい。ホームについてもなかなか電車は来ないし、早めに会社を出ないとお客との打ち合わせに遅れてしまう。

緊急事態宣言

そんな状況が、旅客輸送業全体に広がるというのですから、世のビジネスパーソンにとってはちょいと注意が必要でしょうね。

移動を制限されているだけに頻繁に利用することはないにしても、これまで通りに利用すると、えっ、電車が来ない、飛行機がないといことも起こり得るかもしれません。

深刻な雇用危機はこれから

アベノミクス以降、順調な経済回復を見せた日本。業界によっては人手不足が深刻化し、特にサービス業界では、高い時給を設定しても人が集まらないという非常事態が起きました。

が、コロナ禍化でこの状況は一変。アルバイトなどの非正規労働者は、シフトを大幅に削られ、収入が大幅に減らされ休業手当をめぐり裁判沙汰になるケースも散見さます。

緊急事態宣言

リーマンショック時に非正規社員切りで社会問題にも発展し、雇用環境は当時に比べれば改善しましたが、それは景気が良かったからなのでしょう。

当時は製造業をクビになった非正規労働者の受け皿として、サービス業が機能していましたが、コロナ禍では受け皿になる余地もない状況。

不景気となった今、また非正規労働者問題が噴出する可能性は十分考えられます。

とにもかくにも、この状況を一刻でも早く改善して、通常生活に戻りたいと切に願うばかりです・・・。