オーダー品は高いのよん
クルマで言えば、いわゆるカスタマイズと言われるもの。市販車の性能やデザインに納得が行かず、バンパーを変えたり、サスを変えたり、ECUをいじったり・・・。これらのカスタマイズを手がけると場合によっては車両本体よりも高くなるってことも・・・。
が、このカスタマイズが、車両購入時に標準車と変わらぬ値段で買える!に取り組んでいるというのが今回の話
業種混在の工場ライン
一般的に工場のラインは一業種というのは当たり前。クルマの生産工場であればクルマの部品がラインを流れている。けど、独シーメンスのラインでは化学用プラントの製品とクルマの製品が混在している。なのに、混乱をきたすことなく稼動しているとのこと。肝となるのがIoT
IoTなら混在ラインもOK
業界が混在していても、各部品と生産ラインの機器が互いに情報をやりとりしている。なので、クルマの製品が流れてくれば、ある機器は、「こいつクルマの製品じゃん。俺には関係ないんで触らなでおこう」となる。
あまりにもざっくりですが、部品と機器が互いにコミュニケーションを図れることで、混在ラインを可能にしているんです。
ローコストでカスタマイズ
これが進化すると、標準品と変わらないコストで、カスタマイズできちゃう。クルマのオプションも高くつきますが、部品と機器間で情報のやり取りができれば、難しい話ではないわけです。
しかも急ぎのオーダーにも情報を書き換えるので、納期短縮にも大きく貢献。
インダストリアル4.0
蒸気による産業革命をインダストリアル1.0から、時を経て、ドイツでは、この取り組みをインダストリアル4.0と呼んでいるそうで、産官学一体となって取り組んでいるとのこと。
IoTは、ドイツに留まらず米GEや米インテルでも取り組みが進んでおり、近い将来、モノづくりのスタンダードになるのかしら。とにかく1点ものがお手ごろ価格で買えるのであれが、早く日本にも普及して欲しい。
日経ビジネス NO.1773