黒船来襲。コカ・コーラ、チューハイに進出

チューハイ飲料食品メーカー

激戦区チューハイ市場

家飲みとして親しまれるチューハイ。ビールの値引き規制が入り、益々盛り上がりを見せています。そもそも1杯目はビール。2杯目はチューハイも多いはず。それが昨今のビールの価格上昇で、安くて簡単に酔えるということで、チューハイの注目度がさらに上がっています。

このチューハイのヒットを受けて、ビールもアルコール度数を高めて、簡単に酔えるという需要を取り込もうと必死ではあるのですが。

チューハイ

飲料業界の王者、コカ・コーラ

ノンアルコール、つまり清涼飲料水では他を寄せ付けない圧倒的なシェアを誇るのがコカ・コーラ。コーラーだけではなく、缶コーヒーではジョージアブランド、スポーツドリンクではアクエリアス、お茶の分野でも、炭酸飲料にとどまらず各分野で、上位商品を持っているというのが僕の印象。

そのコカ・コーラが、激戦区でもあるチューハイ市場に参入するというのですから、既存のチューハイメーカーはさぞ戦々恐々だと思います。

チューハイ

生産は外部委託?

コカ・コーラ発のチューハイ、いつ発売されて、どんな商品になるかはまだ明かされていませんが、関係者の声によると、新製品はコカ・コーラのチューハイではなく、レモンサワーなどコカ・コーラとは全く関係のない模様。これにはちょっとガッカリな感じがしますが・・・

価格は競合他社よりもちょい高め。他社と差別化する意味でも、この価格戦略はありだなと。

で、生産は、清涼飲料水などは、コカ・コーラボトラーズジャパンが行っていますが、チューハイは外部に委託するそうです。

ここまでが新商品に関する情報。とにかくどんな商品が発売されるのか今から楽しみです。

チューハイ

清涼飲料水の勢いそのままに

コカ・コーラの強さは、それまでに清涼飲料水で気づいた全国に広がる販売網と圧倒的な広告宣伝費。これによりオセロゲームのように、どんどんコカ・コーラブランドに染めていった訳ですが、この強みをチューハイでも活用していくはず。

チューハイ市場では、ただでさえ売り場を確保するのは難しいと言われています。まずはビールが棚の大半を占め、そして遠慮がち程度にPB商品が置かれ、そしてチューハイの陳列棚となります。

ビールメーカーも、落ち込んだビールを取り戻そうと、チューハイ市場に様々な新商品の投入を発表済み。

となると、壮絶な棚の奪い合いが起きるのは必死です。

とは言っても、そんなことはコカ・コーラにとっては織り込み済み。来年の今頃には、棚の多くを占めているのが目に浮かびます。

チューハイ

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