小麦高騰。対策を打たなかったツケが今?

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小麦は国家が管理

先日ニュースなどで政府が小麦の売り渡し価格を据え置くという話を聞き、えっどうしてと思いました。他の輸入品は民間レベルで価格なんぞは決めているのにと・・・。

というのも、そもそも小麦は民間ではなくお国の国家貿易として管理されているモノで政府売り渡し金額というものがあるとのこと。

で、この価格、ウクライナ侵攻前の2021年10月に19%上昇。ウクライナ侵攻後にさらに17.3%アップ。それを受け、3度目の価格アップは消費を冷え込ませてしまう判断が働いたのだと思います。

実際は、国際相場と会場運賃の上昇を踏まえると価格上昇に不可避状態だったとようです。

そもそもウクライナ産は輸入していない日本

日本の小麦の主要輸入国はアメリカとオーストラリアでウクライナ産は輸入していませんでした。

が、ウクライナ産を輸入していた国々がアメリカやオーストラリアに切り替えたことで国際相場が上昇しているのだと思います。

となると、国産小麦に切り替えたらと思いますが、それでもまだまだ国産小麦はお高いようで、価格上昇が2回続いたのにもかかわらず、その差はかなりあるみたいです。

けど、ウクライナ危機前で、1トン5万円に対し、国産は7万円。今回政府が見送った価格アップをふまえればもしかしたらトントンレベルになるかもしれません。

えっ、日本も小麦を作っていたの?

日本での小麦の生産が少ないのは、気候的な問題かと思いましたが、さにあらず。事実、1960年ごろまでは自給率は40%程度ありました。

が、1950年代に米国が小麦の在庫が過剰すぎたものだから、関係諸外国への輸入することとなり、日本もその相手国のひとつとなり、学校給食のパンに採用することで、それを見事なまでに消化していった経緯があります。

これを受けて、やっすい小麦が手に入るのなら、国内での小麦生産は縮小していきましょうということになったのです。

もう少し早く手を打った方が良かったのかな

話を戻して、政府の小麦価格据え置きの方針は、その財源に税金や国債などが使われています。

政府が小麦や米粉への代替需要を掘り起こす抜本的な対策を打てばよかったはずですが、話が出ては消えを繰り返し今に至るというのが実情でしょう。

時代と共に考え方が変わるのは致し方ないこと。それを素直に受け入れて、縮小と言っていたけど、時代の変化で拡大に舵を切りたいので農家の皆様よろしくおねがいしますと頭を下げればいいと思うのですが・・・。

とは言え、米作から小麦への農地変換は難しいようで、土地の水はけというの課題があって生産が安定しないそうです。

本仕込みの値上がり、大好きなラーメンの値上がりに触れるにつけ、これいつまで続くの?と不安な気持ちになるのは僕だけではないような気がします・・・。

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