ウクライナ侵攻で注目される戦い方の変化
2023年7月時点で、500日を過ぎようとしているロシアとウクライナの抗戦。
今後の戦局を左右するウクライナの反転攻勢も、思ったほど戦果は上がっていないと聞くし、もう少し長引く気配する感じがします。
ロシアにとっては規模、国力で劣るウクライナがここまで善戦しているのも、西側諸国からの支援あってこそでしょう。
中でも、武器の供与もそうですが、情報線においてもかなり西側諸国に働きは大きいと思います。
ロシアがウクライナに侵攻するのも時間の問題と的中していましたし・・・
情報によって戦局は左右されるは今も昔も一緒
今から数百年前の古代中国の春秋戦国時代の頃から多くの情報を集めた方が、戦を有利にすすめていました。これは日本の戦国時代にも言えることで家康お抱えの諜報部隊はさぞ優秀だったと聞きます。
第二次世界大戦の時も相手方の無線を傍受して、勝利を手にした戦があったり、ある戦場では無線機器を抱えた兵士が、空からの援助を求めて海軍に連絡を行い、戦況を一気に逆転させたなど枚挙にいともがありません。
情報を制する者が勝利に近づくというのは今も昔も変わらい気がします。
今やボランティア集団も頼もしい戦力
ウクライナ侵攻では、ボラティアで情報を提供する組織が存在します。非政府組織のエアロロズヴィドカという組織で、ITエンジニアなど有志が結成したもの。
SNSを通じて寄付やプロジェクトマネージャーの募集しているほど、身の危険を顧みず行っていると思いますが、一歩間違えればロシアにとっ捕まる危険もはらんでいます。
西側諸国の武器供与、そしてボランティアによる情報提供はウクライナにとって頼もしい援軍であることは間違いないでしょう。
まるで映画の世界、ドローンがここまで活躍するとは
情報線ということで、ドローンも一役買っていることは確かでしょう。前線の様子を確認するということは、これまでは人が担っていました。斥候という人たちですね。
それが前線から離れた位置からでも、前の様子が手によるわかってしまう。ので、次に打つ手を即決められるという利点があります。
守備体型の弱いところを把握し、そこめがけて攻撃をしかけたり、ある部隊をドローンで攻撃をしかけといて、別の部隊に攻撃を仕掛ける陽動作戦にも使えるはずでしょう。
爆弾を積んで、兵器として活用が多いかと思いますが、情報を得る道具としても優秀であることが、ウクライナではっきりしたことでしょう。
とにかく早く収束して欲しい
とにもかくにも、早く停戦に持ち込むためにもウクライナには頑張って欲しい所です。
世界的な物価高が続くのは正直しんどすぎます・・・