物流の働き方改革も待ったなし

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翌々日配送への切り替え

食品大手の味の素が、加工食品の納品をこれまでの翌日納品から翌々日納品に切り替えることを表明しました。

予想されていた小売側の反発はさほどなく円満に切り替えが行われたようですが、こちらGW限定という条件付。とは言え、味の素としては今後も、この納品形態を継続していく構えで小売側との交渉を今なお進めているようです。

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今までの配送の流れは

これまでの配送の流れは午前中に発注を受けて、翌日に納品というもの。確か文具の通販アスクルもこんな感じだったと思います。

で、この納品の流れの場合、現場では深夜に作業をしなければ翌日配送が間に合わない。てなわけで徹夜業務になることもしばしば。

とは言え、慢性的に人手不足が囁かれている業界だけにその対応が限界に来ているとのこと。

また効率的にも問題があるようで、倉庫での積荷作業を終え、他の物流倉庫に移動しても、積荷渋滞が起き、ドライバーは物流センターを前にしばし待たされるということもあるようで、慢性的なドライバー&車両不足を引き起こす原因にもなっています。

ならば、翌々日配送にして、働く現場の環境改善とトラックの渋滞解消を進めていこうというのが背景にあるようです。

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「在庫は悪」という考えの浸透

翌日配送がほぼほぼ常識的になったのも在庫を持つのは悪という考えが行き過ぎた結果だとも言われています。

結果、物流側に少量多頻度の配送が常識化されていきました。

今回の翌々日配送の流れを受け、この考えも少しは変化していくのではと期待されていますが、受け入れ先のスーパーなどでは、加工品と日販品の納期が変わることでシステム改修が必要になることもあり、負担は避けられないようです。

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発注・受け入れ側にも義務あり

2018年12月に改正貨物自動車運送事業法の施行により、事業者には過労運転や過積載の遵守が強く求められれるようになりました。加えて、荷主と受け入れ先の配慮義務も求められることに

これは発注する側も責任を持つこととなり、ある意味、間接的な働き方改革が適用されているようなもの。

この動き物流業界に限らず他の業界にも広がる可能性は大いにあるかなと。

徹夜作業も元をたどれば、発注側の無茶な納期設定になることが多いですからね。

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働き方改革待ったなし

味の素は、ハウス食品などど共同配送会社を立ち上げ、物流の効率化にも着手。

ある意味、小売側に対する交渉力を高める狙いがあるのでは?とも言われていますが、この先、どうなっていくのでしょう。

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