生き残りには「規模」。コンビニ業界のあれこれ

ファミマ、サンクス統合

コンビニ大手のファミマとサークルKサンクスが統合したことで、店舗数はセブン越え。セブンイレブンの1万8092店に対し、統合のそれは1万8642店。店舗数では日本最大のコンビニが誕生しました。

残るは売り上げでセブン抜き

店舗数で上回っても、売り上げではまだまだセブンイレブンとの差は歴然。セブンの日販が約66万円に対し、ファミマは約51万円。サンクスは約43万円。

既存店売上高ではセブンが37ヶ月連続で前年で上回り、2015年上半期は3.2%増と絶好調。けど、ファミマも好調な業績だったのに0.9%増止まり。統合しても、道は険しいといった感じです。

迎え撃つセブンは・・・

ファミマ、サンクスの統合は想定済みだったのが、新規出店戦略で最近方針を変えてました。それまでは店舗密度を高めるドミナント戦略重視の出店戦略でした。店舗ごとの距離が近いのにまたセブンイレブンがあるよなんてことはよく目にします。密度を高めれば物流コストも抑えられますし、一応のメリットはあるのですが、共食いし合わないか心配になります。

最近の出店戦略では全国制覇を視野に2013年の四国に続き、青森、鳥取と出店。残すは沖縄のみと着々と全国制覇の道を歩んでいます。

そもそもは、この戦略ではファミマが先行していましたが、遅かれ早かれ抜かれてしまうのは時間の問題でしょう。

というのも、年間の新規出店数が1,000店規模で、直近の計画では1,700店と言うのですから、恐ろしい数です。

コンビニは規模の時代へ

このように合従連衡を繰り返し、淘汰が進み、将来的には2-3ブランドしか残らないことも考えられます。規模で劣るコンビニは大手と合併していくしか生き残る道はないかも

サンクスが統合の道を選らんだのも、生き残るためのもの。全国に約7,000店も展開しているのに赤字続きというのですから、いかに競争の激しい業界ということがわかります。

けど、クルマ業界が2000年代初頭に、こんな話がありましたが、結局は規模の小さいカーメーカーも生き残っていますし、この先どう転ぶかはわからないというのが正直な感想。

あのコンビニは、コーヒーだけではコンビニで一番という何か、キラリと光る商品を持っていれば生き残れるのでは?と感じた次第です。