権力を掌握できちゃう検事って怖い。ザ・キング

検事の権力半端ねぇ

貧しいお家に生まれ、喧嘩に明け暮れていた札付きの悪が、何と国家試験に合格して晴れて検事になっちゃうという感動物語

という、よあるサクセスストーリーモノかと思ったらさにあらず。

この作品で描かれている検事はは、悪の権化そのもの。不正にお金を稼ぐは、訴訟をもみ消すわ、反社会組織と癒着して悪事を働くなどなど。かなりヤバイ連中。

権力の中枢にいるものだから、やりたい放題。誰も止められることができず、どんどんの膨張していきます。

ザ・キング

まるで会社村を見ているようだよ。

高い志を持って晴れて検事となった主人公も、最初こそ正義感に燃える青年でしたが、検事の世界を牛耳る部長さんにきっつい説教を喰らったら、コロッと態度が変わり、彼もまた不正に手を染めていきます。

とは言え、全ての検事が不正を働いているのではなく、真面目に法の執行人として働いている人たちもいます。

今でこそ、悪い連中が日の目を見ていますが、これも彼らが押す大統領が就任している間だけ。仮に大統領が失脚、または満期となり、次の大統領ともなれば、彼らの権力も同時に一気に失墜するわけです。

まるで会社における派閥争いで一喜一憂のそれを見ているよう。

祈祷師に頼んで大統領の当選を拝んでみたり、あるいはあえて相手方のスキャンダルを選挙中に流したり、とにかく自分達の人生がかかっているわけですからとにかく必至なのです。

ザ・キング

事件を熟成させるって怖っ

彼らが検察事件を表沙汰にするのも、恣意的に出すタイミングを図っているというのがミソ。

先に触れた選挙戦で競争相手のスキャンダルを放出するのは序の口。

自分たちに不利な情報が流れたタイミングで、さらにセンセーショナルは事件を放出し、自分たちのスキャンダルのうやむやしてしまうというもの。

とにかくスキャンダルを寝かせてキムチのように熟成させて、自分たちの都合の良いタイミングでマスコミに発表する。怖すぎです。

ザ・キング

なるかリベンジ。けど相手はあまりにも大きいよ

不正に手を染め、検事もクビになってしまった主人公。毎日酒浸りの日々を送り、家族は逮捕されるわ、自身は検事辞職に追い込まれるわで踏んだり蹴ったり。

このまま、やられぱなしで終わるのか。それともリベンジするのかが見どころです。

リベンジとは言っても相手は韓国の権力の中枢にいるような大物。まともに戦ったらまず勝てない。

そこで、彼が取った作戦とは。そうきたかとあっと驚くようなエンディングが待っています。

ストーリーはちょっとシリアスなネタですが、ちょいちょい笑いもあり楽しめました。

ザ・キング