チームリーダーを務めますのは、バットマン
DCコミックのヒーローが一堂に会する本作品。ラインナップはバットマンを筆頭に、ワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグの面々。
ある化け物の復活で、このままでは世界が滅亡していしまうと危機感を顕にするバットマン。ゴッサムシティという小さな社会の話ではなく、今回は世界の危機を救うという壮大なテーマ。
バットマン一人でこの困難は乗り越えられないと仲間探しに奔走します。もともとワンダーウーマンは旧知の仲なので、残るは3人。アクアマン、フラシュ、サイボーグ。
アクアマンこそ仲間入りに渋ったものの、何とか全員、バットマンと共に地球を危機から救うことに賛同してくれます。
ヒーローが束になっても勝てない悪者って何者?
世界を危機に陥れようとしているのが、ステペンウルフという悪者。遠い昔にワンダーウーマン、アクアマンの祖先との戦いに敗れ、封印されていましたが、何かの手違いが発生したのか、それとも封じ込めた箱の経年劣化のせいなのか、数千年ぶりに現世に復活。
大男のアクアマンが対峙しても、その大きさが霞むほどの図体で、ヒーローが束になってかかっても互角に渡り得るほどの強さ。
三国志で言えば、関羽、張飛を相手に互角に渡り合える呂布みたいなもの。
見てくれは、まさに悪の化身。ドラクエのガークドレアムを彷彿させる兜をかぶり、自慢の斧を振り回し、付け入る好きは一切なし。
初対面では、バットマンチームは木っ端微塵にシバかれ、力の差を痛感。ある人の復活にのぞみを託すことにします。
強すぎるよ、スーパーマン。何で死んだの?
その人こそ、バットマンが死に追いやったスーパーマン。本作と繋がっている映画「スーパーマンvsバットマン」でスーパーマンは、バットマンの手によって殺されました。
それをある力を利用して生き返らせることに成功。生き返った直後、暴走したかに見えたスーパーマンを、ヒーローたちが束になってかかるもの指1本で退けてしまうほどの強さ。
同じヒーローでも、ここまで力の差があるのかと正直驚きました。というのも、各ヒーローは自分の作品に戻れば、絶対的強さを発揮して敵を圧倒するのに、スーパーマン相手だと全く歯が立たない。
これでは、その強さにマイナスイメージがどうしても付いて回ります。けど、話の流れ上、ヒーローの中でも格付けをしないと成立しなかったのでしょう。
真打ち登場。スーパーマン
ラストシーンのヒーローたちとステペンウルフの一騎打ち。非人間のワンダーウーマンとアクアマン二人がかりで挑むも、ビクトもしないステペンウルフ。バットマン、フラッシュも雑魚キャラ相手に大忙し。とても助ける余裕もない。
そんな絶体絶命を救ってくれたのがスーパーマン。ステペンウルフの攻撃を鼻歌まじりで避けきるほどの圧倒的な力の差を見つけます。
まさに救世主。彼の登場によりバットマンチームは危機から救われ、ステペンウルフを封じ込めることに成功するのです。
これ、スーパーマン一人でも解決しちゃうんのでは思った次第です。