戦車って大変「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」

多勢に無勢とはまさにこのこと

独ソ戦を描いた本作品。ドイツ軍に攻め込まれ風前の灯のソ連軍。

敵は数十台の戦車部隊なのにソ連側は戦車1台。どう見ても勝ち目はない戦。

けど、そこは士官学校卒の主人公の手にかかればお手の物。操縦士、砲台士など明らかにやる気のない部下達を従え戦場に向かいます。

森の中から隊列組んで近づいてくるドイツの戦車部隊。恐怖で震え上がるのを抑えつつ、十分に惹きつけた所でズドン。

指揮官の指示の元、次々とドイツ軍の戦車を沈めていくT-34。戦況はソ連有利で進みます。

数十台もあったドイツ軍は残り1台。これを沈めれば勝利を手に入れることができたものの、数で勝るドイツ軍が辛うじて勝利し、指揮官はドイツの捕虜になってしまいます。

転機はソ連軍一掃作戦

7年もの捕虜生活を続け、このまま祖国に帰ることなくドイツで生涯を終えるところでしたが、ソ連一掃作戦により再び祖国に帰るチャンスが訪れます。

演習と称して、ソ連軍のT-34を操り、ドイツの戦車部隊と戦うというもの。ただし実弾は一切なし。

が、彼らに与えられたT-34には実弾が6発。これを活かす手はないということでドイツ軍に秘密でこれらの武器を戦車内にいた遺体と一緒に埋葬します。

T-34を操る部隊に選ばれたのは、過去にドイツと激しい戦いを共にした仲間たち。ドイツの地で再結成されることになりました。

演習と見せかけて逃走

演習当日、T-34には実弾が乗せられ準備万端。演習場となる森へと向かいます。

森の端にはこの演習の様子を見学する高台があり、そこには昔、指揮官が戦った相手であり、今回の演習で声をかけた高官が戦況を見守っていました。

で、この後、彼のど肝を抜く事態が起き見学者は大パニック。T-34の砲撃でドイツ軍の戦車はクラッシュ。

さらにT-34が高台に向けて砲撃したものだから、驚くのも無理はありません。

この間にT-34は逃走。チェコに向けて逃走劇が始まるのでした。

もどかしすぎるよ戦車の戦い

国境近くまで逃げることができたT-34。待ち伏せをかますドイツ軍。両者がある街で最後の戦いが行われます。

まぁ、この戦いで戦車同士の戦いがいかにイライラするものかと実感しました。

目の前に敵の戦車があるのに砲台がそちらを向いていないと攻撃できない。中の砲台士がハンドルをグルグル回して向きを変えるシーンはハラハラドキドキ。

この人力の差が勝敗を分けるとは、思いもよりませんでした。

他にも砲弾が戦車のボディをちょっとかすっただけでも中には想像以上の衝撃が走り、しばしの間、酩酊状態。回復するのを待って次なる攻撃映るという繰り返し。

またこれがもどかしすぎるの何のって。

とはいえ、これまでは派手な白兵戦や戦闘機による激しいバトルばかり見てきた僕にとっては新鮮に映りました。