こうしてテロ組織を壊滅。影の立役者CIAも奮闘。「ワールド・オブ・ワイズ」

ワールド・オブ・ライズハリウッド

空中戦だけじゃないよ。テロ対策

連日、イスラム国への空爆がテレビ、新聞などで報じられていますが、この作品を観て、いやいや諜報機関も陰ながら色々と頑張っているのよを知ることができます。

潜入した国の要人を時には人を殺めることもあるでしょう。けど、今回のお話は潜入した国でのスパイ行為。アメリカ本国では中々入手できない情報を、その国に潜入して情報を得ようと。

主なあらすじ

中東のテロ組織の首謀者をとっ捕まえるというのがこの作品の主題。

現地の諜報機関を手を組みながら最終的にミッションを成し遂げます。が、そこに行き着くまでの、あの手この手の作品が凄まじくヤバイものばかり。ただ見応えは十分です。

エリートエージェントのデカプリオ

CIAエージェントのデカプリオはCIAきっての切れ者。数々のミッションで成功をおさめ、豪速で出世街道を驀進。

ワールド・オブ・ライズ

中東支局のボスのポストを半ば強引に奪い取り、CIA本部が後ろ向きだった現地諜報機関とのタッグを半ば強引に推し進めます。

現地の諜報機関と手を組むことに成功しましたが、条件はどちらが主導権を握って事に当るか

で、デカプリオはあっさりとお宅の指示に従いますよと快諾

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CIAの面子というものは一切考えず、ミッション成功を第一に考え、その方がミッションはスムーズに進むと思ったのでしょう。

本部も黙っちゃいないぜよ

ところが本部としては納得できない。デカプリオとは別のルートでテロの首謀者捕獲を狙います。が、これが裏目に出て、寸での所で首謀者に逃げられ、現地諜報機関の信用を失い、泣く泣くヨルダンを後にすることに。

粘り越しの策謀

普通なら、ここで気持ちが折れてこのミッション遂行を諦める所ですが、エリートだけあってそうカンタンには諦められない。で、取った作戦が架空のテロ組織を作って、現テロ組織を刺激しようというもの。

かわいそうな被害者・・・

テロ組織とは全く関係のない建築家を、あたかもテロリストの首謀者にでっち上げ、彼のメルアドを盗み取り、テロ実行のメールを流したり、極めつけはアメリカの施設を爆破。

手の込んだ偽の工作に、テロ組織も「マジか?」と驚くばかり。デカプリオの予想通り、テロ組織もざわつき出し、首謀者の電話の傍受に成功。

が、テロリストに祭り上げられた建築家はたまったもんじゃない。後にテロリストに監禁され、殺されてしまうのですから・・・

で、これがCIAの仕組んだ罠であることが露見し、テロ組織は怒り心頭。今度はデカプリオが命を狙われる羽目に・・・

単身で乗り込むデカプリオ

勘のするどいデカプリオですから、「あっ、ばれちゃった」と即刻気づきます。急ぎ最愛の彼女に連絡するも普通。テロ組織に誘拐されたことに気づき、交渉の末、単独でテロ組織の所へ向かいます。

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テロ組織の秘密アジトで行われる拷問は、まぁ目を背けたくなるもの。現地の諜報機関にも見放され、CIAもデカプリオの追跡に失敗し、万事休す。

拷問されてデカプリオ死んじゃって終わり?と信じさせるちょい手前で、まさかの白馬の騎士登場。

ここからは観てのお楽しみ。とにかく最後の大どんでん返しは圧巻。久々の良作でした。

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