セリフがラップ調。新機軸「Tokyo TRIBE」

Tokyo TRIBE日本映画

ラップのヘタウマはご愛嬌

ラップ調のセリフで話題を集めたTokyo TRIBEを観賞。冒頭から染谷 将太のラップ調の設定紹介に始まり、次々とラップ調のセリフ回しが展開。たまーに、通常のセリフ調に戻ると、聞きなれた言語にホッとするような感覚があり、正直、ラップ調なくても良いんじゃねぇ?と思ったのは自分だけじゃないかも・・・

Tokyo TRIBE

あらすじ

東京を舞台に新宿、渋谷、高円寺、武蔵野、池袋のギャングスターの抗争を描いた作品。中国の戦国時代になぞれば、圧倒的な強さを誇る秦が池袋。互いに友好関係にありながら、池袋が隣国の楚である、武蔵野に宣戦布告し、抗争が勃発。池袋VS武蔵野を盟主とする連合国が戦争をおっぱじめるという話です。

キャラ際立つ各国のボス

ラップ調映画ということもあり、その世界で名の通ったラッパーが数多く出演しているのもこの映画の見所。やっぱりラップを本職としている方は、うまい。他の出演者と比較すると、その差は歴然。

特にお気に入りは練馬ザファッカーのD.O(ディーオー)。特長的な声だけに、ついつい聞き入っちゃう魅力。多くのラッパーがいる中ででも、存在感は際立ってました。

Tokyo TRIBE

園子温監督ならではの演出

満島ひかりの演技が際立った愛のむき出し、二階堂ふみ主演の「地獄でなぜ悪い」同様、ヒロインがむちゃくちゃ強く、そしてお約束のパンチラ

今回主演の清野菜名もご他聞に漏れず、志保美悦子ばりの派手なアクションと豪快なパンチラで園子温ワールド全開といった感じでした。

Tokyo TRIBE

Tokyo TRIBEの総評

みんな!エスパーだよ!からすっかり園子温作品の虜になった自分。湿っぽくない明るいエロさとシュールーな作風が今回のTokyo TRIBEでも健在

Yahooの映画レビューでは3点にも満たない低評価でしたが、個人的には3.5点は硬いと思わせるほど楽しめた映画でした。

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