映画「山本五十六」は小説通りだったよ

こんな上司だったら、さぞヤル気が出るに違いない

いきり立つ新聞記者に説教されても怒ることなく微笑を浮かべずつ大人の対応。国から戦争と言われれば、反発をすることなく、全身全霊をかけて、事に臨む姿勢。こんな上司だから、多くの部下に尊敬されるのは当たり前。こんな器の大きな上司なら、さぞ仕事に対するモチベーションも高まるに違いない

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貫いた戦争反対のスタンス

山岡荘八の小説「太平洋戦争」でも、山本五十六は戦争反対のスタンス。ただし国が決めたことに軍人として従わないわけにはいかない。その苦悩する中で、「2年間は暴れて見せます」的発言は、まさに戦争反対と命令に従うの両者が絶妙にブレンドされた感じがして、やけに印象に残る。

実は一枚岩ではなかった連合艦隊

小説では、山本五十六司令官のもと、規律取れた組織として描かれていた海軍でしたが、映画に描かれる海軍はちょいと異なり、山本五十六の命令を反故にし、自分の判断で行動を起こすような軍人もおり、大惨敗を引き起こす。映画タイトルの「70年目の真実」というのは、この事?と思った位、初めて知った事実で驚き。

最期は思い描いていた通り

現地激励の元、移動中の飛行機で敵機に襲われ、最期を遂げた山本五十六。海軍大将らしく、苦悶な顔を浮かべることなく、生前のあの凛々しい顔つきのままだったということで、こちらも小説で読んだ時のイメージ通り。

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講和に向けて、これからという活動時期の死だけに、悔やまれてならなかったというのが正直な感想