今か今かと待ってます
ほぼほぼドコモ、KDDI、ソフトバンク3社の寡占状態の中、4番目の携帯会社として参入する楽天。
イー・アクセス以来13年ぶりの新規参入会社ということで期待も高まっています。
ライバル各社もどんな施策を打ってくるのか戦々恐々。政府としても今の携帯料金の高止まりを是正するのでではと楽天に対する期待もさぞ高いことでしょう。
肝心の基地局設置が・・・
サービス開始は2019年10月。スタート時点では地方の通信網はKDDIに借りるとして、都市圏は自前の通信インフラで対応することが決まっていますが、これが当初の計画よりも設置が遅れているようで楽天大丈夫?という声が上がっています。
当初は、通信基地局を5000-6000の設置を計画していましたが、7月末時点で設置数はたったの100強
この状況を見て設置数を2500-3000と下方修正しましたが、それでも10月までの残り2ヶ月でほぼ全数設置できるのかという不安がやみません。
さらに不安に輪をかける通信装置
設置の遅れの他にも、通信装置とソフトウェアが商用環境での実績が乏しいというのもこれまた不安な要素と言えます。
通信装置メーカーと言えば、ファーウェイ、エリクソン、ノキアの御三家で8割のシェアを占めています。実績も相当積んでいることから安心とも言えますが、楽天が選んだのは台湾のメーカー。加えてソフトウェアはこれまた米スターとアップ企業によるもの。
専用ソフトを組み込んだ従来の通信装置に比べ、大幅なコストダウンが図れるとのことですが、果たして吉と出るか凶と出るか
ライバルはあくまで静観
この状況を見てライバルはと言えば、ドコモ、KDDI共に助ける気配は全くなし。
ドコモは格安スマホで支援しているのに、携帯事業に参入とは何事じゃとご立腹。
KDDIは自分たちがこれだけ苦労した経験を味わってもらうないとと突き放す態度。
もしも大規模な通信障害が起きるようなことがあれば、政府としても看過できず大手3社に通信インフラの正常化という大義を持って、大手3社に支援を要請するのでは?とも言われています。
スタートで躓いたらこの先痛い
何事もスタートが肝心。悪いニュースは鬼の勢いで広まりますしね。仮に楽天が通信障害を起こして繋がらない携帯という汚名をつけられてしまったら、利用者の獲得には相当時間がかかるでしょう。
最悪、イー・アクセスの二の舞も・・・。そうゆう意味でも楽天には頑張って欲しい。楽天経済圏をさらに広がる意味でも携帯というピースはかなり有用ですから。楽天民の僕としても・・・。頑張れ楽天